ドラマ「VIVANT」にも登場した「蛍石」は、なんと実在する鉱物だった

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実在する「蛍石」は、現実でも貴重で重要な資源

ドラマ「VIVANT」の第9話で、物語のカギとして登場した貴重な地下資源「蛍石」。

こちらはなんと実在する鉱物で、その産出国の一つはモンゴルです。その生産量は現在、中国・メキシコについで第3位とのことです(※2023年9月放送時)

「VIVANT」にも登場した「蛍石」「VIVANT」にも登場した「蛍石」

ちなみにドラマでのシーンも、モンゴルにある実際の蛍石の鉱山「デルゲルハーン鉱山」で撮影されていたそう。

蛍石は、紫外線を当てると蛍光色に発色することから、その名で呼ばれてきた天然石。半導体の原料や電気自動車のバッテリーなど、さまざまな分野で使われています。

電気自動車のバッテリーなど、さまざまな分野で使われている電気自動車のバッテリーなど、さまざまな分野で使われている

話によれば、大学などの研究機関の実験において使用する器具「顕微鏡」の対物レンズにも使われています。

「顕微鏡」の対物レンズにも使われている「顕微鏡」の対物レンズにも使われている

次世代の生活を支える資源の一つとして価値が高まっている「蛍石」。今後さらに、私たちにとって、より身近で重要な鉱物になっていきそうな予感がしますね。

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