『VIVANT』乃木とベキ、そしてノコルの思惑?理解?激突?第8話を「アフターVIVANT」で振り返る!

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TBSでは毎週日曜よる9時から日曜劇場『VIVANT』を放送中。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司ら豪華俳優陣が集結した、限界突破のアドベンチャードラマだ。

この「アフターVIVANT」は毎週月曜日に、前夜の『VIVANT』を振り返る連載記事だ。ついに対面した乃木(堺雅人)とベキ(役所広司)。さらに謎の組織“テント”の真の目的が明らかになった第8話をおさらいしよう。

日曜劇場『VIVANT』「アフターVIVANT」第8話日曜劇場『VIVANT』「アフターVIVANT」第8話

乃木を救ったジャーナリスト

幼くして両親と引き離され、人身売買のブローカーにさらわれた乃木憂助少年(岩本樹起)は、幼すぎて肉体労働ができない代わりに物乞いをさせられていた。そんな彼を救ったのが、内乱で荒れるバルカ共和国で戦場取材を行っていた飯田(和田聰宏)という日本人ジャーナリストだった。飯田は憂助少年を“日本人孤児かもしれない”と船で出国する算段をつけ、帰国させた。もし、飯田がその時、憂助と出会っていなければ、憂助が飯田の話す日本語に反応を示していなければ、今の“別班”乃木は存在しなかったかもしれない。

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敵か味方か、味方か敵か……謎の組織“テント”の秘密

第8話では“テント”の活動の謎も少しずつ明らかになっていった。これまで行ってきた数々のテロ行為はすべて請負仕事、つまりクライアントから発注を受けて行っていたことが判明。しかも、それ以外にもサイバー攻撃、暗殺、誘拐など多様な仕事を請け負っており、その度に大金を手に入れていたのだ。さらに、“テント”は民間の軍事会社も所有しており、そこではバルカ政府から国家レベルの仕事も請け負っていたのだ。そして“テント”の目的がすべて“金”だということもわかる。その活動に主義主張がなかったのはこうした理由があったからだった。
ではなぜ“テント”にはそこまで金が必要だったのか。乃木が“テント”の収支データを確認すると、そこにはベキやノコル(二宮和也)を含めた幹部たちへの報酬と見られる多額の支出が記載されており、実はそれらの支出はすべてバルカの内乱で親を失った子どもたちを救うための児童養護施設の運営費に充てられていたのだ。

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乃木と薫(二階堂ふみ)の関係はいかに!?

第6話で自分の愛を薫へと伝えた乃木。第7話では、薫が乃木の自宅で赤飯を振る舞い、2人は順調に愛を育んでいるかに思われたが、乃木は別班の任務を薫に伝えることはもちろんできず、なかなか心の距離が縮まらない。そして乃木はバルカへ向かってしまった。
第8話ではジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)も無事に退院することができ、薫はドラム(富栄ドラム)も含めた三人で神田明神にお参りをする。乃木からはいまだに連絡がなかったものの、薫は今、乃木の家で暮らしており、そこで帰りを待つと心に決めたのだ。お参りで薫は何を願ったのか。

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乃木の特技

第1話でジャミーンに砂漠で助けられた乃木。家でパンをうまく焼けずに落ち込んでいたジャミーンに、原因は秤が壊れていたということを乃木は証明してみせた。その時、乃木は小麦粉を手にとり、自身の感覚でその重さを量っていたのだ。これは乃木の昔からの特技で、1kgまでなら、ほぼ10gの誤差で量ることができるという。
そして第8話でも乃木は、養護施設の管理責任者で日系人のヤスダ(音尾琢真)が、食材の高騰を理由に施設が確保していた米を着服していたことを、その特技で見事に暴いた。

第8話でベキの信用を勝ち獲ることに成功した乃木。乃木とノコルに“兄弟で助け合っていけ”と言うベキ。その言葉に複雑そうな表情を浮かべるノコル。乃木とベキとノコル、三者の波乱の展開が今後予想される。

■番組概要
[タイトル]
日曜劇場『VIVANT』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54
※第9話は9時30分より79分SP

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