① 「令和の怪物」佐々木朗希 選手
千葉ロッテマリーンズに所属し、2022年には史上最年少(20歳5か月)で完全試合を達成した佐々木朗希選手。最大の武器は、最速164キロのストレートです。

その投球を可能にしている点の一つが、“肩回りの柔軟性”。これは、日本人最速記録を持つ大谷翔平選手と共通する特性でもあるとのこと。

また、佐々木選手はストレッチや体幹トレーニングのほか、“背骨を動かすトレーニング”なども行っているそう。それによって体を自在にコントロールできるようになり、動きにキレが生まれ、長い手足を活かした規格外のピッチングも可能にしています。
詳細はこちら→「令和の怪物」佐々木朗希 選手に独占取材。その強さのヒミツを紐解く
② 「地獄のアップ」が生んだ、WBC代表・高橋奎二 選手
2023年のWBCで代表として活躍したヤクルトスワローズの高橋奎二 選手。
数々のプロ野球選手を輩出している名門・龍谷大平安高校野球部の出身であり、その強さのヒミツは「地獄のウォーミングアップ」にあるといいます。

OBの高橋選手は、当時を振り返って「(部で行っていたアップの)印象はキツい。キツいだけですね。地獄でしたね」と、苦笑いを浮かべつつ話しています。
その内容は、身体の可動域を広げるトレーニングがほとんどとのこと。アップの効果について、高橋選手は「(部でトレーニングを行うにつれて)どんどん身体も柔らかくなってきた。あれをやってなかったら今の自分はいない」と言い切ります。

ちなみに現在も、当時教わったアップを続けているそう。プロになってから155キロの球速を出せるようになったことや、躍動感あるフォームができあがったのは、地獄のウォーミングアップによって培われた柔軟性が関係しているそうです。
詳細はこちら→WBC代表・高橋奎二の強さを作った、高校時代の「地獄のウォーミングアップ」に注目
③ 「ネクスト大谷翔平」矢澤宏太 選手
「ネクスト大谷翔平」として注目されている矢澤宏太 選手は、左投左打で、投手・野手どちらとしても大学トップクラスの実力を持つ“二刀流”の選手です(※2022年10月放送時)。

投手としては、最速152キロのストレートをはじめ、キレのあるスライダー、そしてストレートに勝るスピードで変化するツーシームを繰り出します。
ツーシームは、大谷翔平 選手も使う変化球の一つ。矢澤選手いわく「新しいものをどんどん取り入れていくことが大事」とのことで、今後のことを見込んで取り入れた意図があるそうです。

現在はプロ入りし、北海道日本ハムファイターズに在籍しています(※2023年8月、TBS Topics編集部調べ)。
詳細はこちら→“ネクスト大谷翔平”として注目される矢澤宏太選手。二刀流でプロを目指す姿に密着