TBSでは、毎週金曜よる10時から目黒蓮主演の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』を放送中。“世界一のワガママ男”のハル(目黒蓮)と“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野勇斗)という正反対の2人がゼロから起業し成り上がっていくノンストップ・エンターテインメントだ。
第7話からの新章スタートに向け、ここでは第4話から6話で2人が立ち上げたトリリオンゲーム社が取り組んだソシャゲ(=ソーシャルゲーム)と芸能事務所、2つの事業を振り返る!

AI事業の成功で得た1億円で新たにソシャゲ事業をスタート!
ハル、ガク、リンリン(福本莉子)が構築したAIオンラインショップ「ヨリヌキ」は、新たなビジネスモデルとして、フラワーギフト業界に新たな風を吹かせた。しかし、蜜園フラワーとの契約が成立した直後、ドラゴンバンク社がこのシステムを丸パクリしたオンラインショップ「花ヴィーナス」を大々的に発表。蜜園フラワーの売り上げは激減してしまった。
しかしそれで落ち込んでいるハルではない。
次なる展開としてハルは、ソシャゲ業界への参入を提案する。さっそくゲーム会社の買収に動くが、もちろんまったく相手にされない。そんな中、経営危機に陥っていたゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長・桜心護(原嘉孝)は、ハルが語る“嘘のゲーム愛”の話に心を打たれて、トリリオンゲーム社でゲーム開発に携わることに。

桜たちとともに最短ルートでゲームをリリースすることを目論むハル。
まずゲームをゼロからつくるのではなく、桜たちが以前開発したゲーム「サバイバルライフアイランド」を改良したゲームを作ろうと提案。次にハルは、ヒットゲームに不可欠な有能プロデューサーの引き抜きに動く。ドラゴンバンク社の大人気ゲーム「ドラゴン娘」の開発プロデューサーである天才ゲームクリエイター・世界の堀本(岩崎う大(かもめんたる))に接触したのだ。そして、投資家向けに行われた「新作ゲームアプリ開発説明会」で、トリリオンゲーム社は世界の堀本とともにゲーム事業に参戦することを発表。見事20億円もの出資金が集まった。

資金集めのためのソシャゲ事業が大化け! 目標の1兆ドルに近づく!?
しかし、世界の堀本というゲームクリエイターは存在しなかった。
「ドラゴン娘」の開発者情報がオープンになっていないことを逆手にとった、すべてがハルの自作自演、ハッタリだったのだ。“ソシャゲは金を集めるためのダミー”と言い切るハルに、ガクは納得できなかった。しかもハルはゲーム開発資金の20億円を引き出し、姿を消してしまったのだ。
そこでガクは、桜たちと最高のゲームを開発し、ハルを見返すことを決意する。その足掛かりとして、ガクはドラゴンバンクのサーバーをハッキングして「ドラ娘」のゲーム開発者情報を盗み出そうとする。寸でのところで留まったものの、ドラゴンバンクの社長令嬢で取締役の桐姫(今田美桜)には、ガクがアクセスしたことを見抜かれていた。ガクがハッキングした目的を知った桐姫は、情報を盗まずセキュリティの穴を塞いだ礼として、ガクに開発者情報を伝えた。それが蛇島透(鈴木浩介)だ。

ガクと凜々はついに蛇島とアポを取り、会うことに成功したが、年俸1億8000万と言われ、諦めようとしたところハルが現れる。ハルの交渉の末、蛇島は社外アドバイザーとしてトリリオンゲーム社のゲーム制作に参加することに。「課金するのは心が揺れた瞬間」という蛇島と、「ゲームで大事なのはハート」という桜を中心に、時に揉めながらもチーム一丸となって100万ダウンロードを目指す。
しかしそんな状況をドラゴンバンク社の社長・黒龍一真(國村隼)が黙って見ているはずはない。蛇島がトリリオンゲーム社との関係を切らなければ、トリリオンゲーム社ごと潰すと脅される。しかし、「僕たちと心が揺れる仕事を実現しましょう」と訴えるハルとガクに心を動かされた蛇島は、ドラゴンバンクの新作ゲーム発表会の場でトリリオンゲーム社への移籍を電撃発表する。

さらなる一手、芸能事務所買収に奮闘!
ガクたちの前から姿を消していたのハルは、祁答院一輝(吉川晃司)のもとにいた。ハルとガクの能力を見抜き、何も持っていなかった2人に3000万の出資をした男だ。祁答院は、かつて大手芸能事務所のゴッド・プロモーション(通称ゴップロ)で敏腕マネージャーとして活躍していた。しかし、当時売り出し中だった俳優・ヒムロ(曽田陵介)が、ひき逃げ事件を起こし、代わりに書類送検されたことを機に、芸能の仕事を辞めた過去があった。
祁答院はハルとタッグを組み、ゴップロの社長・神(塚本高史)を退陣に追い込むことを決めた。2人は神に“株主たちから51%以上の委任状を集める”と宣言した。

ゴップロの株主総会当日、祁答院は予定通り「神社長の解任と社長交代」を要求。しかし10%の株を所有する大株主の金子コーポレーションの金子社長が、寝返った。委任状を書いたはずの金子社長は神社長、そして黒龍社長サイドの人間だったのだ!
もちろんハルと祁答院も負けていない。あらかじめヒムロに事故当時の経緯を告白する振りをしてほしいと頼み、真実を話し出す芝居をする約束を取り付けていた。ヒムロがここで真実を話せば、神社長は全部知ったうえで事実隠蔽に加担していたと株主から思われてしまうはず。…神社長は、ハルたちの指示に従って後任に祁答院を指名し、社長交代を宣言した。

“お金を取る分以上におもしろいゲームをつくる”と決めて「サバイバルライフアイランド」改め「プチプチアイランド」制作に突き進むゲーム事業部のメンバーたち。ゴップロのタレントをゲームのキャラクターにしたり、CMやSNSで宣伝しまくった結果、ついにダウンロード数ランキングで1位を獲得した。売り上げも50億円を達成! トリリオンゲーム社はドラゴンバンクを相手に、“小が大を食う”壮大な逆転劇を見せたのだった。
壊れかけていたハルとガクの友情パワーも、この2つの事業を経てさらに強固なものとなった。50億円を売り上げたトリリオンゲーム社が次に挑むのは、テレビ業界!
「トリリオンTV」を開局し、メディア帝国編が始まる第7話からの展開も目が離せない!
■番組概要
[タイトル]
金曜ドラマ『トリリオンゲーム』
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[放送日時]
毎週金曜よる10時~10時54分