有名な「ごま油」の香りは、“人”によって毎回決められている…って本当⁉︎

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「純正ごま油」は、“香り”にこだわっている

「かどや製油株式会社」が作る「純正ごま油」は、年間販売本数約2800万本(※家庭用ごま油)もの実績を持つ商品。

「かどや製油株式会社」が作る「純正ごま油」「かどや製油株式会社」が作る「純正ごま油」

その人気を支える、一番の魅力は“香り”。炒めてもごまの風味が残るので、中華料理には欠かせないのはもちろん、冷奴やバニラアイスに直接かける食べ方もあるとか。

冷奴やバニラアイスに直接かける食べ方もある冷奴やバニラアイスに直接かける食べ方もある

ごま油の香りは、製造の際の“焙煎”にポイントがあるそう。

原料となるごまは、ナイジェリアやタンザニアなどの約28万軒の農家から仕入れており、それらの性質にはそれぞれバラつきがあるといいます。

ごまの性質にはそれぞれバラつきがごまの性質にはそれぞれバラつきが

また、同じ香りを出すための焙煎の温度にもバラつきがあることから、同社では毎回焙煎温度を微調整しているそうです。

ごま油の香りが同じになるよう、焙煎温度を決めているのは、カドヤ製油株式会社の“香味検査員”。
色や水分量は機械で測定することができるそうですが、香りに関しては社内の試験に合格した人が確かめているとのことです。

香りに関しては社内の試験に合格した人が確かめている香りに関しては社内の試験に合格した人が確かめている

一般の人には分からないような香りの違いを、香味検査員は実際に測定し、ごま油の香りが毎回同じになるようにしています。

徹底して香りにこだわり、ごま油を作っている「かどや製油株式会社」。2022年の年商は約336億円で、これからも人気と注目を集めて伸びていきそうな会社です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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