堺雅人演じる乃木憂助の素性が少しずつ明らかに!「アフターVIVANT」で第5話を振り返る!

公開: 更新: TBS Topics


TBSで毎週日曜よる9時から放送中の日曜劇場『VIVANT』。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司ら豪華俳優陣が集結した、限界突破のアドベンチャードラマだ。

この「アフターVIVANT」は毎週月曜日に、前夜の『VIVANT』を振り返る連載記事。
ついに動き出した精鋭部隊“別班”。乃木憂助(堺雅人)と黒須駿(松坂桃李)をはじめとした部隊の全貌も少しずつ見えてきた第5話をもう一度おさらいしよう。

日曜劇場『VIVANT』アフターVIVANT日曜劇場『VIVANT』アフターVIVANT

自衛隊の精鋭部隊“別班”の司令塔・櫻井里美

とある茶屋で乃木と何やら会話をする人物・櫻井里美(キムラ緑子)。2人のやりとりから、櫻井は“別班”乃木の上司であるこということがわかる。
乃木は櫻井に野崎(阿部寛)がかなりキレ者であり、注意しなければならないと報告し、謎の組織“テント”の実態を知る超重要人物・GFL社のアリ(山中崇)を、野崎たち公安よりも早く見つけ出すと告げる。
そして、乃木は黒須とともに、再びバルカ共和国へと飛んだ。

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敵か味方か、味方か敵か……謎に包まれた乃木の素性

野崎たち公安が調べた乃木の経歴に何も問題は見当たらず、コロンビア大学にも乃木は在籍していた記録が確実にあった。
しかし、野崎がFBIに調査を依頼したところ、乃木が州立ロンガリーハイスクールに在籍していた記録はなく、同じロンガリーという名前のついたミリタリースクールに日本人が在籍していた事実が判明する。すぐさま写真を確認すると、それは若い頃の乃木に間違いなかった。
その乃木らしい男の名は“ハヤト・タンゴ”。このミリタリースクールに日本人が入学することはかなり稀で、タンゴは学術、射撃、格闘技、爆薬の調合、サイバーセキュリティーというすべての科目を首席で卒業していた。
乃木は3歳で両親を亡くしてから養護施設に引き取られ、丹後隼人として生きていたということも判明した。
とはいえ、野崎に疑問が残る。第1話の自爆事件で野崎が間一髪助けなければ、乃木は確実に死んでいた。同じく第1話でドラム(富栄ドラム)が乃木に盗聴器を仕掛けたときも、簡単に仕掛けられすぎている。自衛隊でも超一流のエリートが集められた“別班”にしては、あまりにレベルが低すぎるのだ。
乃木憂助という人物がいったい何者なのか、さらに疑念が広がる。

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日本警察の野崎と、バルカ警察のチンギスが手を組んだ!?

乃木たちの行く手を阻み続けたバルカ共和国の警察官・チンギス(Barslkhagva Batbold)。自分の職務を全うすること、爆破事件で仲間が殺害されたことが、彼の執念を駆り立てていた。さらに乃木を逮捕することで、謎の組織“テント”を追い詰めるという目的もあった。
同じ目的ができた野崎は、あえてチンギスへ協力を要請する。そして日本警察とバルカ警察が合同で、誤送金先であるGFL社の調べに入る。しかし、そこはすでにもぬけの殻だった。

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乃木と“テント”のつながりが明らかに!

幼少期の乃木は養護施設『丹後つばさ園』に預けられていた。
そこに来る前の憂助少年は、バルカ共和国で人身売買の被害に遭い、戦場ジャーナリストに救出されていた。しかし無事、帰国できたものの、強いストレスのあまり記憶を失ってしまっていた。
そんなある日、野崎は島根にある乃木家を訪れる。現当主・乃木寛道(井上順)は乃木の父親・卓の兄である。
寛道によると、20年ほど前にテレビで偶然、乃木家の家紋を見かけた18歳の乃木が寛道の元を訪ねて来たという。
そして野崎はその家紋を見て驚愕する。それは“テント”が犯行現場に残すマークそのものだったのだ。
その頃、乃木はアリを拘束し、“テント”のリーダーが日本人であることを白状させていた。乃木が“テント”にこだわるには任務以外にも理由があった。そのリーダーのノゴーン・ベキ(役所広司)は、乃木の父親・卓だったのである。

乃木の任務と謎の組織“テント”とのつながりが見えてきた第5話。別班が排除すべき相手“テント”のリーダーは乃木の父親だった!父親と向き合った時、乃木は果たしてどうするのか?そして、乃木の秘密を知った公安野崎は!?乃木の宿命をめぐる物語は後半戦に!

■番組概要
[タイトル]
日曜劇場『VIVANT』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54

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