時速60kmで疾走!五輪採用の話題の競技
「BMXレーシング」は、コブやコーナーがある約400mのコースを時速60kmに達するスピードで疾走。激しい接触が多いことから、別名“自転車の格闘技”と呼ばれています。

欧米を中心に高い人気があり、2008年の北京五輪から新種目として採用された話題の競技です。
こちらの競技で、注目を浴びているのが古家詩音(ふるや しおん)選手。

現在高校生の古家選手は、5歳から世界で活躍(※2023年7月放送時)。2028年開催のロサンゼルス五輪で、日本人初のメダルにもっとも近い存在といわれています。
BMXレーシングで勝敗を左右するといわれるのが、コブ。古家選手の強さの秘密は、そのコブを越える技術の高さにあります。

「(コースの)ほとんどを占める“コブのこなし”がうまくできないと抜かされちゃう。登る時に縮まって、降りる時にしっかり(手で)押せば、その分加速する。コブがあればあるほど、押して押して加速していく」と秘けつを教えてくれました。
16歳の今、多くの期待がかかる古家選手。BMXレーシングでの五輪出場を目指し、日本の大会では「絶対に優勝したい」と強い決意のもと、練習に励んでいます。

一方で「海外の大学で経営を学び、将来アスリートを支える立場になりたい」という夢も抱いているそう。競技と学業の両立に全力で取り組む、古家選手とBMXレーシングの今後に注目です。
TBSで毎週土曜日に放送されている『バース・デイ』では、さまざまな“人生に刻まれた 忘れられない大切な一日”に注目し、紹介をしています。
バース・デイ
土曜ごご5:00~