目黒蓮と佐野勇斗が歌舞伎町のホストに転身!?　『トリリオンゲーム』撮影レポート

TBSでは、毎週金曜日よる10時から目黒蓮主演の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』を放送中。第3話では、「トリリオンゲーム社」のオンラインショップ事業「ヨリヌキ」の事業を拡大させるべく、目黒演じるハルこと天王寺陽と佐野勇斗演じるガクこと平学、そして福本莉子演じるリンリンこと高橋凜々が奮闘する様子が描かれた。

今回は、ハルとガクがホストとして奮闘するシーンに潜入。No.1ホスト役の黒羽麻璃央をはじめ、店を訪れる客役に、松井愛莉やアン ミカ、フワちゃん、あのなど個性的なゲストキャストを迎えて撮影された、ホストクラブでのシーンをレポートする。

『トリリオンゲーム』現場レポート

高身長の目黒と佐野が、浴衣を華麗に着こなす

ホストクラブでの撮影は、新宿歌舞伎町に実在するホストクラブをお借りして、数日間にわたって行われた。撮影に協力してくださる男性エキストラの皆さんが、目黒や佐野、そして人気No.１ホストのヒロトを演じた黒羽にも負けないイケメンばかりだったことに気づいた方も多かったはず。それもそのはず、ホスト役の皆さんは、ふだんこのお店で働いている本物のホストだったのだ。

最初はホストクラブのイベントデーのシーン。店の入り口には店内には夏らしいひまわりが華やかに飾られ、モニターには人気No.1のヒロトのPVがエンドレスで流れていた。
浮世離れした空間で、レオパード柄のワインレッドの浴衣をまとったハルヤ（ハルの源氏名）が接客したのは、アン ミカ演じるお金持ち風の初回客。
自信満々の笑顔でこなれた様子で名刺を渡すハルヤに、初回客がときめく様子などを丁寧に撮影していく。ただカットの声がかかると、２人は一気にふだんの目黒とアン ミカに戻る。バラエティ番組などの共演で面識があるからか、スタッフが機材のセッティングなどをする間、２人で談笑する様子が見られた。

『トリリオンゲーム』現場レポート

そしてフワちゃん扮するキャバクラ嬢の接客をしたのは、モノトーンのシックな浴衣を着たガクヤ（ガクの源氏名）。自身が開発したAIショップ「ヨリヌキ」を利用してもらうべく、一生懸命キャバクラ嬢に使い方をレクチャーするという場面を撮影した。
カットがかかると、本格的なドラマ出演が初めてと話すフワちゃんに、撮影の流れなどを佐野が笑顔で説明するひと幕も。フワちゃんは、ガクと役を離れた佐野の話し方の違いに驚きながらも、「なるほど！」と納得した様子だった。

『トリリオンゲーム』現場レポート

純白の貴公子・ハルヤが不動のNo.1ヒロトに戦いを挑む!?

新宿・歌舞伎町のホストのなかでも不動のNo.１プレイヤーのヒロト。「No.１の命令は絶対」という歌舞伎町の掟を聞いたハルは、「今月の売り上げで俺がNo.1になる」と宣言。そしてガクが開発した「ヨリヌキ」で花を売りまくることを誓ったのだ。
対決の最終日。ハルヤは、左襟にフラワーモチーフをあしらった純白スーツを着用して登場。対するヒロトは、漆黒に赤いフラワーモチーフのスーツを着用。どちらが勝利を収めるのか――。オーダーストップ10分前、店に現れたのはこの勝負のカギを握る桐姫（今田美桜）。
桐姫の登場シーンの撮影は、ホスト役、お客さん役のエキストラの皆さんの「桐姫じゃない！？」という囁きや興奮した表情も相まって、緊張感と華やかさあふれるものとなった。

「一流のものしかほしくない」という桐姫の前に現れたのはハルヤとヒロト。
ヒロトに桐姫との関係性を聞かれたハルは自信満々で「俺の女」と答える。そして“自分に合うお酒を出してくれた方を指名する”と言う桐姫に、ハルヤは缶ビールを差し出した。その様子を離れた席から心配そうに見守るガクの姿もあった。
このシーンの撮影では、3人は監督から「ここはもっと接近戦でいきましょう！」と言われ、撮影に挑んでいた。

この日撮影していたのは、緊迫した真剣勝負のシーンばかりだったが、撮影合間、目黒と佐野が仲良く同じお菓子を食べながら笑顔で話をしているところを何度も見かけた。ほんわかした2人が演じるハルとガクが、いかにして成り上がっていくのか。
第４話から新章に突入する金曜ドラマ『トリリオンゲーム』からも目が離せない！