薄い板のようなものが、人工ダイヤの素?
「株式会社EDP(イーディーピー)」は、人工ダイヤモンドの素になる“種結晶”を作ることができる、国内唯一の会社。

一見すると、薄い板のように見えるダイヤモンドの種結晶ですが、EDPではそれを世界中の宝石会社に販売しています。
EDPが持つ技術の中でも驚きなのが、世界最大級の種結晶を作ることができる点。一つの結晶から何枚もの同じ結晶を作り出した後、それらを組み合わせ、一枚の面積が広い種結晶を作っているといいます。

この際、注意なのが、“紙をテープでひっつけたときのように くっつけすぎると曲がってしまう”というところ。そのため同社では、ギリギリを見極めて世界最大級の種結晶を作っているそうです。

買い手となる宝石会社は、こうした種結晶を購入したのち炭素をつけて大きく成長させ、最終的には加工をしてきれいなダイヤモンドを作り上げるとのこと。

現在は年間約10万枚の種結晶を生産しているという(株)EDP。年商は27億円ほどだそうで、今後もさらに需要が高まっていきそうな会社です。
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