6社対抗「大人気チェーン対抗アレンジバトル最強決定戦」で決勝戦に勝ち上がった、大戸屋・串カツ田中。各メニュー開発者が「マルちゃん正麵 醤油味」をアレンジしたレシピをご紹介します。
① 大戸屋「大戸屋風 ばくだんまぜそば」
店のメニューで使用している食材“もろみ”でアレンジした「大戸屋風 ばくだんまぜそば」。日本酒・醤油・味噌などの製造工程において原料が発酵してできる“もろみ”は、旨味やコクを出してくれる万能調味料です。ほかにもネバネバ食材を使い、健康志向の大戸屋らしい一品です。

考案したのは、アジアンメニューなどを商品化して、“大戸屋には欠かせない存在”といわれる商品開発部・高塚隆之氏です。
<材料> 1人分
・マルちゃん正麺 醤油味…1袋
・豚ひき肉…50g
・サラダ油…1g
【A】・酒…12g
・長ネギ(白い部分・みじん切り)…12g
・長ネギ(青い部分・小口切り)…6g
・三温糖…小さじ1/2
・もろみ味噌…小さじ1/4
【B】・オイスターソース……小さじ1/4
・もろみ味噌…小さじ1/2
【C】・長芋(短冊切り)…35g
・オクラ(ゆでて小口切り)…30g
・カイワレ(根元を切る)…8g
・みょうが(千切り)…8g
・赤玉ねぎ(5mm角切り・塩をふって辛みをぬく)…25g
・のり…適量
・かつお節…適量
・卵黄…1個
・おろしにんにく…3g
・魚粉…適量
・白いりゴマ…適量
・ラー油…適量
・すだち…1/2個
<作り方>
1. はじめに《ネギ肉もろみ》を作ります。フライパンに油をひき、豚ひき肉を入れて炒めます。7割ほど火が通ったら【A】と付属の液体スープを半量加え、炒め合わせます。軽く水分が煮詰まってきたら完成です。

2. ボウルに【B】と残りの付属の液体スープを入れ、混ぜ合わせます。
3. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら麺を入れて3分茹でます。
4. 3の麵のゆで汁50ccを2に合わせます。(※ゆで汁を加えると、タレが麵に絡みやすくなります)

5. 3の麺はザルにあげて湯切りしたら4に入れてよく絡め、器に盛ります。1の《ネギ肉もろみ》をのせ、【C】をトッピングしたら完成です。

ネバネバ食材に、玉ねぎなどのシャキシャキ感や、みょうがの風味が良いアクセントに。優しい味わいで楽しめるヘルシーな一品です。
② 串カツ田中「大阪ざんまいつけ麺」
“大阪伝統の味”を大切にする「串カツ田中」が考案したのは、その名も「大阪ざんまいつけ麺」。大阪名物に使う食材“タコ・イカ・紅しょうが”のほか、店の看板メニュー・かすうどんにも使う“油かす”でアレンジした楽しいメニューです。

考案したのは、全メニューの商品開発責任者を務める料理長・濵田大地氏です。
<材料> 1人分
・マルちゃん正麺 醤油味…1袋
【A】・たこ焼き粉…60g
・水…120cc
【B】・小麦粉…60g
・水…90cc
・タコ(小さく切る)…25g
・いかの足(小さく切る)…25g
・紅しょうが(細かく刻む)…15g
・小麦粉…適量
【C】・白だし…10cc
・水…250cc
・油かす…20g
・卵黄…1個
・青ネギ…適量
<作り方>
1. ボウルに【A】を入れて混ぜ合わせ、タコ・イカ用のバッター液を作ります。また別のボウルに【B】を入れて混ぜ合わせ、紅しょうが用のバッター液を作ります。(※【A】は生地に味をつけるため、魚介の旨味が含まれるたこ焼き粉を使い、天ぷら自体に味をつけます。【B】は紅しょうがを最大限にいかすため、小麦粉を使用します)
2. タコ・イカゲソ・紅しょうがをそれぞれボウルに入れて小麦粉を振ります。1の各バッター液に絡め、180℃で2分揚げます。(※各食材に振る小麦粉は、衣が剝がれないようにするため。紅しょうがは天かすをイメージしているそう)

3. 鍋に付属の液体スープを半量入れ、【C】を入れて火にかけ、つけ汁を作ります。(※油かすも、大阪伝統の味です)

4. 別の鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら麺を入れます。3分茹でたらザルにあげて湯切りし、ボウルに入れて残りの液体スープをからめ、黄身を加えて和えたら器に盛ります。(※麵に絡めた付属スープを黄身でコーティングし、味を逃がしません)
5. 4に2の天ぷらをトッピングし、青ネギをのせます。3をつけ汁用の器に盛ったら完成です。

つけ汁は、油かすの出汁としっかりした旨味が効いて、たまらない味に。天ぷらはそれだけで食べても美味しい完成度の高さです。
TBSで土曜よる8時から放送されている『ジョブチューン』は、このほかにも様々な職業のプロフェッショナルが、職業のヒミツをぶっちゃけています。
ジョブチューン
土曜よる8:00~