目黒蓮がアイドルオタクに！？『トリリオンゲーム』撮影レポート

TBSでは、毎週金曜よる10時から目黒蓮主演の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』を放送中。第2話では、目黒蓮演じる主人公・ハルこと天王寺陽が、佐野勇斗演じるガクこと平学とともに「株式会社トリリオンゲーム」を立ち上げ、奮闘する様子が描かれた。出資者である祁答院一輝（吉川晃司）から出された“最初の1か月で売り上げ300万”のノルマを達成するため、花屋でアルバイト経験のある高橋凜々（福本莉子）とともに、AIを使ったオンラインショップ事業「ヨリヌキ」をスタートさせたのだ。

今回は、第2話でハルの計算高さや、天性の人たらし力が発揮された、女性アイドルグループ・てんぱ組（でんぱ組.inc）のライブシーンに潜入。大いに盛り上がった撮影の様子をレポートする。

ファン役のエキストラからの手厚い歓迎に照れ笑い!?

8人組アイドルグループ・でんぱ組.incが劇中に登場する女性アイドルグループ・てんぱ組に扮したライブシーンの撮影は、イベント会場を貸し切って行われた。この日、撮影に協力してくれたのは、アイドルグループ・でんぱ組.incと彼女たちのファンの皆さん87名。この日は朝から、同じファンの人がさまざまなロケ場所で撮影に協力してくれていたため、彼女たちがステージに立つと、“お久しぶり！”“さっきぶり！”と笑顔でミニトークコーナーが始まった。
そして、でんぱ組.incのグッズに身を包んだ目黒が会場に登場すると、ファンの役の皆さんがペンライトを掲げて、「おっ！　おっ！　お！」と大きな声で声をかけ、目黒を笑顔で向かい入れる。目黒はそのかけ声に最初こそ驚いていたものの、すぐにその声に合わせて、両手に持っていたペンライトを振りながら飛び跳ねる。照れ笑いしながらも盛り上がる目黒に、ファン役の皆さんも大喜び！　会場のテンションは、スタート前から最高潮に達した。

本番前には軽いストレッチのあと、ドラマでも披露したヲタ芸の代表技である“ロマンス技”（腕を激しく上下させる振り付け）の練習を始める。軽く動いているだけだが、高身長で手足も長いので映える。そして当たり前だが切れのよさも申し分なし！　すると周囲からも、自然と歓声と拍手があがった。また本番直前、スタイリストが目黒の首に、でんぱ組.incの公式タオルを巻き始めると再び歓声があがる。
……スタッフやキャストだけでなく、でんぱ組.incのファンの皆さんも一体となって、この撮影を楽しんでいることが感じられた。その盛り上がりは、1時間以上に及んだ撮影中、一度も途切れることはなかった。目黒も皆さんのテンションに押されるように、本番中、何度も全力で“ロマンス技”を披露。「カット！」の声がかかるたびに汗が吹き出し、息が上がっているほどの激しさだった。

モニターで映像を確認したときも、自身が“ロマンス技”を打つ姿がよほど新鮮だったのか大笑い。楽しんでいる様子だった。
撮影の合間に目黒やてんぱ組のトップオタ・コージィ役のじろう（シソンヌ）が会場の外に出るときには、ファン役の皆さんは笑顔と大きな拍手で送り出し、再び会場に入ってくるときも同様に向かい入れる…という場面が何度もあった。この温かさは画面からも伝わったのではないだろうか。

ハルの行動力や人たらし力もあって、1か月の総売上額が目標の300万円を見事達成した「株式会社トリリオンゲーム」。しかしハルにはさらに売り上げを伸ばす施策があるようで…。来週はホストたちの中で奮闘するハルとガク、そして目黒と佐野の様子をレポートする。お楽しみに！