冷凍炒飯が串カツに⁉「串カツ田中&餃子の王将」メニュー開発者による驚きアレンジレシピ

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味の素の冷凍食品「ザ★チャーハン」を、「串カツ田中」と「餃子の王将」のメニュー開発者がアレンジ。それぞれの店の特色をいかしたユニークなレシピをご紹介します。

① 串カツ田中「2種類の串カツチャーハン」

冷凍炒飯を「串カツ田中」の看板メニュー・串カツにアレンジした「2種類の串カツチャーハン」。“餃子の餡・鶏もも肉”をアレンジに使用しています。ほかにも大阪名物で使われる土手味噌など、店の看板にもある“大阪伝統の味”を入れ込んだアイデア満載のレシピです。

「2種類の串カツチャーハン」「2種類の串カツチャーハン」

考案したのは、全メニューの商品開発責任者を務める料理長・濵田大地氏です。

<材料> 各5本分

・ザ★チャーハン…1/2袋(300g)
《餃子チャーハン串》
【A】・豚ひき肉…150g
   ・塩コショウ…各少々
   ・おろしにんにく…25g
   ・おろししょうが…15g
   ・しょうゆ…小さじ1
   ・土手味噌…10g
   ・ラード…50g
・ニラ(みじん切り)…1/2束
・長ネギ(みじん切り)…1本
・キャベツ(みじん切りして塩を振り、水分を絞る)…1/4個
《から揚げチャーハン串》
・鶏もも肉…350g
【B】・おろしにんにく…25g
   ・から揚げのたれ…25g
・バッター液…小麦粉300g+水510cc
・パン粉(細め)…適量
・ラード…適量
《トッピング》
・キャベツ(千切り)…適量
・サニーレタス…適量
・カットレモン…1個
・串カツソース…適量
・紅しょうがマヨネーズ…20g
・ご飯…適量

<作り方>

1. 《餃子串》ボウルに【A】を入れ、粘り気が出るまでよく練り混ぜます。さらにニラ・長ネギ・キャベツを加えてよく混ぜ合わせ、約15分冷蔵庫で冷やします。(※甘い土手味噌は肉の旨味を引き出します、ラードは肉汁感を出します)

2. 《から揚げ串》鶏もも肉を細切りにし、【B】を加えてよく揉みこみ、約15分冷蔵庫で冷やします。(※炒飯の味に負けないようニンニクを多めに、濃いめのから揚げ用タレを使っています)

3. 耐熱皿に冷凍炒飯を盛り、500Wのレンジで6分加熱。10等分して、ひと口大のだんご状に丸めます。

炒飯をだんご状に丸める炒飯をだんご状に丸める

4. 《餃子串》1の餃子餡を手のひらに広げ、3の丸めた炒飯を包み込んで丸く成形し、残り4個も同様に作ります。

餃子餡で炒飯を包む餃子餡で炒飯を包む

5. 《から揚げ串》3丸めた炒飯に2の鶏肉を貼り付けるように包み込んで丸く成形し、残り4個も同様に作ります。(※もも肉は冷蔵庫でしっかり冷やすと粘度が上がり、崩さずに丸められます)

鶏もも肉で炒飯を包み込む鶏もも肉で炒飯を包み込む

6. 45バッター液をつけてパン粉をまぶし、串を刺します。170℃に熱したラードで餃子串は5分、から揚げ串は7分揚げます。(※炒飯は一度温めているので、火が入りすぎないようにします)

ラードで揚げるラードで揚げる

7. キャベツとサニーレタスを盛った器に串カツ2種とカットレモンをのせ、串カツソース・紅しょうがマヨネーズ・ごはんを添えたら完成です。

これまでに食べたことのない味にこれまでに食べたことのない味に

ニラの味が効いた餃子串や、細切りのもも肉が食べやすいから揚げ串。ソースによく合い、食べたことのない新感覚の味を楽しめます。

② 餃子の王将「キムチあんかけの炒飯おこげ」

「キムチあんかけの炒飯おこげ」は、中華料理チェーン「餃子の王将」ならではの技を駆使した一品です。冷凍炒飯を中国料理のおこげを参考に、アレンジ。あんに、酸味ある“キムチ”を入れてさっぱりしながらもクセになる味わいを堪能できます。

「キムチあんかけの炒飯おこげ」「キムチあんかけの炒飯おこげ」

考案したのは、これまで30品以上のオリジナルメニューを考案してきた商品開発担当・田中直樹氏です。

<材料> 1人分

・ザ★チャーハン…100g
・干ししいたけ(水でもどす)…20g
【A】・中華だし…500cc
   ・酒…小さじ2
   ・しょうゆ…小さじ2
・太白ごま油…小さじ4
・豚薄切り肉…30g
・イカ…40g
・ボイルエビ…40g
・ホタテ貝柱…30g
・にんじん(飾り切り)…10g
・チンゲン菜(一口大に切る)…30g
・たけのこ(スライス)…20g
【B】・酒…小さじ1
   ・中華だし…200cc
【C】・しょうゆ…小さじ1
   ・砂糖…小さじ1/2
   ・塩、こしょう…適量
・白菜キムチ…50g
・水溶き片栗粉…10g(水3:片栗粉2)
・酢…小さじ2
・ラー油…小さじ1
・温泉卵…1個

<作り方>

1. 鍋に【A】を熱し、しいたけを入れて5分ほど煮ます。(※干ししいたけに下味を入れることで出汁の旨味を感じられます)

2. 耐熱皿に冷凍炒飯を盛り、500Wのレンジで6分加熱。それをラップの上に盛り、包んで円盤状に成形します。(※円盤状にするのは均一に火が通りやすくするため)

3. 熱したフライパンに太白ごま油をひき、2成形した炒飯を入れます。両面にしっかりと焼き色がついたら別皿に取り置きます。(※本来、おこげは揚げて作りますが、今回は炒飯に油分があるので香ばしく焼きます)

成形した炒飯を焼く成形した炒飯を焼く

4. 豚肉を低温のサラダ油(適量)で油通しします。(※油通しは中国料理の技法のひとつ。色が変わる程度、油に入れて膜を作り、旨味を閉じ込めます)

豚肉を油通し豚肉を油通し

5. フライパンに太白ごま油をひき、エビ・イカ・ホタテを炒めたら、食べやすい大きさに切った野菜類を加えます。【B】と4の豚肉、【C】、キムチを入れて煮込み、水溶き片栗粉・酢・ラー油を加えます。(※豚肉・魚介・きのこ、3つの旨味の相乗効果で美味しさがアップします)

キムチで、さっぱりしたあんにキムチで、さっぱりしたあんに

6. 熱した鉄皿に3のおこげをのせ、5の餡をかけ、温泉卵を添えたら完成です。

添えた卵を割ると味変に添えた卵を割ると味変に

しっかり味のついた冷凍炒飯に、食材一つ一つの美味しさが光るあんがベストマッチ。温泉卵を割って、まろやかな味変も楽しめます。

TBSで土曜よる8時から放送されている『ジョブチューン』は、このほかにも様々な職業のプロフェッショナルが、職業のヒミツをぶっちゃけています。

ジョブチューン

土曜よる8:00~

 

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