目黒蓮&佐野勇斗『トリリオンゲーム』ドラゴンバンク面接シーンをレポート!

公開: 更新: TBS Topics


TBSでは、毎週金曜よる10時から目黒蓮主演の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』を放送中。第1話では、目黒蓮演じる主人公・ハルこと天王寺陽が、中学の同級生だった佐野勇斗演じるガクこと平学と再会を果たし、ゼロから起業する様子が描かれた。天性のコミュニケーション能力を持つハルと、人とのコミュニケーションが苦手なガク。
今回は、第1話冒頭で描かれた、「ドラゴンバンク」の最終面接シーンに潜入。対照的な人物を演じる2人の撮影中の様子をレポートする。

『トリリオンゲーム』現場レポート『トリリオンゲーム』現場レポート

目黒の耳の良さにびっくり!?

ドラゴンバンクの最終面接シーンは、都内某企業の大きな会議室で行われた。
ドライ(撮影の段取りを確認する作業)の段階から、お腹の底から「失礼します!」と大きな声を出し、会議室にいる面接官役のキャストたちにきらきらの笑顔で挨拶をしていた目黒。その姿はまさに自信に満ち溢れたハルそのもの! 監督と、切れの良いノックの仕方や微笑むタイミング、そして入り口から椅子までの導線など、細かい段取りを確認し、いざ本番がスタート。

スタッフがカメラのセッティングなどをしている間、目黒が行っていたのはセリフの練習。特に中国語とフランス語のセリフの部分は、短いとはいえ、面接官の1人・社長令嬢で取締役の桐姫こと黒龍キリカ(今田美桜)が一目置くほどの流ちょうさが求められる、見せ場ともいうべきシーン。少しでも空き時間ができると、フランス語と中国語、2人の先生から直接指導を受けてリズムや音の確認をする様子が見られた。
先生2人が驚いていたのが、目黒の耳の良さ。事前に音源を渡して練習していたとはいえ、日本人にとって難しいとされる中国語やフランス語の抑揚を、ちょっと教えただけでマスターしてしまったとのことだった。特に芝居をしながら、複数の言語を操るというのは、普通に話す以上に難しいはず。しかし、それを難なくこなしていた目黒。中国語の先生からは「こんなに上手だとは思わなかった!」と最上級の誉め言葉がかけられ、フランス語の先生も、その言葉に大きくうなずいていた。

『トリリオンゲーム』現場レポート『トリリオンゲーム』現場レポート

ガクの首の下げ具合は佐野と監督のこだわりの結果!?

大会議室の中央にポツンと置かれた椅子にあたふたとした様子で着席したガク。せっかく日本最大のIT企業「ドラゴンバング」の最終面接にまで残ったのに、萎縮してしまい、うまく自分をアピールすることができないという場面だ。うつむき、小声&早口で志望動機をまくし立てる場面のセリフは完璧。カメラテストや複数回行われた本番でも、毎回パーフェクトに演じていた。
桐姫から“うちのサーバーの脆弱性を突いて、侵入したっていうこと?”と鋭い質問を投げかけられた場面では、さらに首を下げ、さらに小声&さらに早口になっていく。監督からは「分かりやすく落ち込んでほしい」とリクエスト。佐野から監督に「もう少し間があったほうがいいですか」と確認するなど、頭を下げるタイミングや角度をコンマ数秒、数センチ単位で調整していた。

続いて行われたのは、オフィスの廊下でガクとハルがすれ違うシーンの撮影。ここでも、監督から「このシーンでハルがガクに気づくことがないように、そして“終わった…”と心の声とマッチするように、頭をがっつり下げてほしい」とリクエスト。すると佐野はいくつかのパターンを提示。最終的に頭だけでなく、肩や背中も丸めて落胆感を表現することになった。

この面接の後、再会を果たしたハルとガク。しかしハルは天性のコミュニケーション能力とハッタリで内定を獲得できたものの、ガクは不採用だったことが判明。するとハルは、ドラゴンバンクに見切りをつけ、ガクと組んで「トリリオンゲーム」社を起業することに。とはいえ、事業計画も起業資金もゼロ。
しかし桐姫や「祁答院ベンチャーキャピタル」社長の祁答院一輝(吉川晃司)は、世界トップレベルのハッカーが集まる大会「セキュリティチャンピオンシップ」での様子を見て、2人の能力や才能を見抜いていた。果たして2人は、どんなふうに1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いでいくのか。目が離せない!

 

■番組概要
[タイトル]
金曜ドラマ『トリリオンゲーム』
[放送日時]
毎週金曜よる10時~10時54分

PICK UP