福原遥＆深田恭子『１８／４０～ふたりなら夢も恋も～』「撮影の合間はいつも2人でおいしいものの話をしています」

TBSでは、7月11日火曜よる１０時から福原遥＆深田恭子のW主演ドラマ『１８／４０（エイティーン／フォーティー）～ふたりなら夢も恋も～』を放送する。
福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩き始めた直後に妊娠が発覚する18歳・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで夢を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人。年の差を超えた〝シスターフッド（＝女性の絆）〟を築き、それぞれが訳あり男子と恋に落ちるというラブストーリーだ。今回は、本作の主演を務める福原と深田によるスペシャル対談を2回に分けてお届けする。

――本作への出演が決まっていかがでしたか？

福原：ずっと憧れだったゴールデン帯ドラマの主演をさせていただけると聞いて、本当にビックリしました。深田さんと姉妹のような友達のような、お互いが支え合って近い距離で演じられることが、とても楽しみです。個人的に昔からお姉ちゃんが欲しかったので、そういった面でも深田さんと一緒に撮影できていることにわくわくしています。

深田：私も遥ちゃんとの撮影がすごく楽しいです。最初にお話をいただいたとき、〝シスターフッド〟という言葉は知りませんでしたが、有栖と瞳子の間柄を聞いていろいろと考えさせられました。2人にアートという通ずるものがあるからこそ、こういう関係性が生まれたのかなと。また、私が演じる瞳子はアートのスペシャリストという役柄なので、たくさん勉強してアートの世界を知っていけたらと思っています。

――お互いの第一印象はいかがでしたか？

福原：すごく優しくて、やわらかい雰囲気の方だと思いました。いろいろな作品を昔から拝見していたので、私にとって深田さんは雲の上の存在。でも気さくに話しかけてくださって、こんなに話してくださるんだと、日々幸せな気持ちで撮影に挑めています。

深田：遥ちゃんの第一印象はとにかく可愛らしくて、ずっとニコニコしてる良い子。撮影が続いて疲れていたとしても笑顔を絶やさないので、いつも元気をもらっています。撮影の合間もずっとおしゃべりしてるよね。

福原：そうですね。この間、深田さんがロケ先でお土産を買ってきてくださったのですが、それがすごくうれしかったです。気にかけてくださっているんだなって。

深田：今は遥ちゃんのことばっかり考えちゃっているからね（笑）。いつご飯を一緒に食べに行けるかなとか（笑）。私たち、撮影の合間にいつもおいしいものの話をしているんです。お互いの好きな食べ物をオススメし合ったりね。

福原：はい！　絶対に一緒にご飯食べに行きたいです！　深田さんにオススメしてもらったお店にも行ってみたいです。

――福原さんは今回、18歳で妊娠する女性という今までにない役どころに挑戦されていますが、そんな有栖をどう演じていきたいですか？

福原：有栖は本来、大人っぽい考え方をする子ですが、妊娠したことで18歳という年相応の部分が見え隠れします。有栖って意外と人に頼れないんだとか、強がってしまうところがあるんだとか、私も演じながら発見することがまだまだ多くて。でも前向きに生きている女の子なので、そこはブレないように演じていけたらと思っています。

――深田さんご自身と、演じる瞳子の共通点、共感できる部分があれば教えてください。

深田：なかなか瞳子のような女性っていないですよね。共通点とはまた違うかもしれませんが、有栖に手を差し伸べる姿はすごく尊敬できると思います。瞳子は割と他人に踏み込んでいくタイプなのですが、それってとても勇気がいることで、すごくカッコいい。私は、彼女のようにはできないかもしれません（苦笑）。
ただ瞳子と私は同じ年なので、瞳子が〝これからの人生、どうなっていくのかな〟と考えている部分は、共感できます。同じように考えている視聴者の方も少なくないと思うので、皆さんにも共感していただける部分は多いのではないのかと思っています。

――今回の役どころから刺激を受けたところはありますか？

福原：瞳子さんの支えもあってのことなんですけど、有栖がさまざまなことを選択していくところがすごくカッコいいなと思います。何かを諦めるんじゃなくて、全部頑張ろうとする前向きさに刺激を受けています。私もこういう生き方をしたいなって。

深田：私は瞳子を演じていて、40歳ってこんなにしっかりしてなきゃいけないんだと思いました。自分自身を悔い改めなきゃいけないって。普段の私は、自分と犬のことで精一杯なので（笑）、瞳子のしっかりとした部分に刺激をもらっています。

2人の人生のターニングポイントや、18歳のころのエピソードについて聞いた、対談の続きは「後編」へ！