安くて快適な全館空調を実現
CMなどでよく目にする、「(株)ヒノキヤグループ」の「Z空調」。実はこちら、2022年には累計の販売数が2万2000棟ほどを突破している空調だといいます。
普通の家のエアコンとの違い、Z空調は全館空調であるため、家の隅々まで暖めたり冷やすことが可能です。

また、ヒノキヤのZ空調は電気代も安く、ひと月24時間稼働させ続けた場合でも、平均5,185円程度(エアコンのみの電気代)。これは、普通のエアコン4台を1日9時間つけた場合とあまり変わらない金額です。
全館空調であるにも関わらず、Z空調の電気代が安いのにはヒミツがあります。
実は、ヒノキヤのZ空調で使われているのは、天井埋め込み型の市販のエアコン。そのパワー自体は弱いのですが、配管を工夫することによって、快適な温度の部屋になるようにしています。

従来の全館空調の配管とは異なり、配管を短くして空気の吹き出し口を入り口付近に設置することで、エアコンのパワーの弱さを補いつつ部屋を適温にしているといいます。
また、その吹き出し口自体は、壁付けにして横から吹き出すようになっているため、部屋の奥まで冷暖房が行き渡るようになっているそう。

ちなみにこの技術に関しては、特許を取っているため、他社がマネできないようにもなっているとか。
2022年には、約1347億円の売上げを叩き出している「(株)ヒノキヤグループ」。今後もさらに、導入する家が増えていきそうな予感がしますね。
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