「すっぱ」の由来は、戦国時代にあった?
【突然 秘密を暴く】ことを意味する「すっぱ抜く」という言葉ですが、この“すっぱ”という部分の由来は何か、知っているでしょうか?

実は「すっぱ」とは、現在でいうスパイのこと。
元々は【意表をつく・出し抜く】という意味もあった「すっぱ」ですが、戦国時代においてはスパイのような情報収集要員として、戦の勝利を左右する重要な職業だったといいます。

それに関する記述は、かつての戦国武将・武田信玄ひきいる武田氏の戦の極意が記されている資料「甲陽軍鑑」にも残されています。
ちなみに徳川家康も重宝しており、危険な場所や敵が潜む場所を、すっぱを通して情報収集していたとか。

情報をすっぱ抜く…といった慣用句があるように、現在も使われる“すっぱ”という言葉。その由来が当時のスパイにあったとは、驚きですね。
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