明太子のテーマパーク⁉︎明太子屋さんの老舗「かねふく」が作った驚きの施設とは

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驚きの「めんたいパーク」とは

福岡の明太子屋さんの老舗「かねふく」ですが、「かねふく めんたいパーク」というテーマパークを全国に6カ所ほど持っています(※2023年4月放送時)

「かねふく めんたいパーク」「かねふく めんたいパーク」

平日約1000人、土日祝日であれば約3000~4000人もの来場者が来るというスポットで、年間約100万人が訪れるそうです。

内部にある「つぶつぶランド」には、明太子に関する雑学漫画やゲームがあり、楽しく明太子を学ぶことができます。

内部にある「つぶつぶランド」には、明太子に関する雑学漫画やゲームが内部にある「つぶつぶランド」には、明太子に関する雑学漫画やゲームが

進んでいくと、製造ラインの工場見学ゾーンもあります。実はこの場所は、明太子工場にエンタメを合体させた工場見学アミューズメントパークとのこと。

進んでいくと、製造ラインの工場見学ゾーンも進んでいくと、製造ラインの工場見学ゾーンも

驚くことに入場料も無料。そのため、お客さんがどんどん訪れるといいます。

入場料無料なのにがっちりなワケ

しかし気になるのが、『入場料が無料なのに、どうやって利益を出しているのか』という点です。

その一つが、工場内での明太子の販売です。つぶつぶランドを通して明太子への親しみを持ってくれたお客さんに、出口付近でたくさんの明太子料理の写真やレシピでしっかりアピール。

出口付近でたくさんの明太子料理の写真やレシピでしっかりアピール出口付近でたくさんの明太子料理の写真やレシピでしっかりアピール

出口の先には直売店があることから、思わず買いたくなってしまう心理を上手にくすぐっています。

ちなみにめんたいパークで売られているのは、スーパーにあるものなどとは違う“一度も凍結されていないプッチプチの生明太子”だそう。

出口の先には直売店が出口の先には直売店が

1日最高1000パックほど売れることもあるという、驚異の商品です。

さらにパーク内のレストランでは、明太子を使った料理のほか、明太ソフトクリームなどを楽しむことができます。

パーク内のレストランでは、明太ソフトクリームなどを楽しむことができるパーク内のレストランでは、明太ソフトクリームなどを楽しむことができる

また、施設の2階には広いキッズルームもあることから、子どもを遊ばせたいという家族も訪れ、近隣でも有数のおでかけスポットになっているそう。

「幅広い世代に明太子の美味しさを知ってもらいたい」という思いから、めんたいパークが初めて誕生したのは2009年。その評判の良さから次々と増えていき、今ではバスツアーのコースにもなっています。これからも施設は増やしていく予定とのことで、より注目を集めていきそうな気がしますね。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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