WBCでの活躍で人々を熱狂させた、大谷翔平選手。約10年にわたる『バース・デイ』の取材から、大谷選手の思いや素顔に迫ります。
世界最高峰のWBCで「勝ってみたい」
2023年のWBCで14年ぶりの世界一に輝いた“侍ジャパン”。大会初出場の大谷選手は、“日本代表の柱”として投打で実力を発揮、「大会MVP」に輝きました。
WBC日本代表、大谷翔平選手2016年（当時22歳/プロ4年目）のインタビューでは、WBCでの活躍を予見するかのような言葉を残していました。
日本が優勝した第1回大会（2006年）当時、小学5年生だった大谷選手。「やるからにはトップでやってみたいなと思ってきた」と世界最高峰の舞台に強い憧れを抱いてきたそうです。
WBCで「勝ってみたい」WBCへの抱負を「トップの選手が出るかもしれないっていうのを見ると、僕らもワクワクします。見てみたいですし、やってみたいですし、勝ってみたい」と力強く表明。
また、「日本の野球をしっかり見てもらいたい。（日本の野球の強さは）やっぱり投手力じゃないですかね、一番は。世界と比べても、そこは高いと思います」とWBCにかける秘めた思いも打ち明けていました。
大谷選手は、どんな時もマイペース
プレーはもちろんのこと、言動まで注目を集める大谷選手。番組の取材では、その素顔が垣間見える瞬間もありました。
2016年には、野球界のレジェンド・野村克也氏と対面。ピッチャーのコツなどのアドバイスを受けました。はじめに「今日はよろしくね、スーパースター」と声をかけられると、大谷選手は「いえ」と謙遜。
野村克也氏と対面その後、「筋肉的には天才の筋肉じゃない、努力家の筋肉」と称えられると、大谷選手は「僕は違いますね、天才じゃないです」と頷き、「努力家かはわからないですけど。頑張ります」とはにかむような笑顔で答えていました。
また2015年（当時21歳/プロ3年目）、在籍していた日本ハムのチームメイトらとの移動に番組が密着。カラオケには「行ったことがないです」、ファッションのこだわりは「僕はないですね。もっとオシャレしたらって言われるので」と告白します。
当時「カラオケに行ったことがない」と告白それを聞いた先輩の西川遥輝選手は「どこ行っても気付かれるし、大変な部分はありますよね。それを嫌そうにしないのがすごい、どこ行っても同じような顔してますから」とコメント。
続けて「すごい所は、どんな時もマイペース。人に左右されないし、自分を持っているので“何があっても自分は曲げない”みたいなところありますね」と大谷選手の人柄について明かしてくれました。
大谷選手は「自分を持っている」先輩から褒められた大谷選手は「どうなんですかね。良いのか悪いのかわからないですけど」と、リラックスした笑顔を見せていました。
野球だけでなく飾らない人柄でも、多くの人々を魅了してきた大谷選手。今後のさらなる活躍が期待されます。
2023年のWBC大会での笑顔TBSで毎週土曜日に放送されている『バース・デイ』では、さまざまな“人生に刻まれた 忘れられない大切な一日”に注目し、紹介をしています。
バース・デイ
土曜ごご5:00～
