16歳でW杯初優勝、レッドブル契約アスリートに
深田茉莉 選手は、いま世界から注目を集めている“スノーボード天才少女”。
本格的に競技を始めて2年半ながら、2022年にW杯初出場で初優勝を果たしたり、2023年2月には日本で4人しかいないというレッドブル契約アスリートになった選手です(※2023年4月放送時)。

競技を始めたばかりの頃は、とびぬけて上手なわけではなかった深田選手。それにも関わらず、世界のトップを争えるまで急成長できた理由の一つが、圧倒的な練習量です。
たとえばジャンプ台を貸し切って練習する際、それが可能なのは営業開始前の1時間だけだそう。その限られた時間の中で、深田選手は、通常の5倍以上の練習に相当する約20本のジャンプを行うといいます。

さらに、悪天候で他のチームが練習を中止にしている時でも、練習を実施しています。

こうした練習の方針について、コーチは「これぐらいやらないと。これで差がつく」とコメント。
また、深田選手については「6時間ぐらい僕が(指導を)みっちりやった後に、(深田選手は)そのあと2時間自主練をする。本人のやる気も、それ以前にやっぱり親のサポートが一番重要になってくるんで、(成長や優勝につながったのは)そういうところの積み重ねですかね」と話しています。

たくさんの注目や期待を背負う深田選手ですが、番組の取材の中では、「スノーボードしかないんで。自分には」「結果もそうだけど、技ができるのとかでもトップになりたい」と笑顔で話してくれました。
現在は、五輪の金メダルを見据えた練習を行っている深田選手。今後の成長がますます楽しみですね。
TBSで毎週土曜日に放送されている『バース・デイ』では、さまざまな“人生に刻まれた 忘れられない大切な一日”に注目し、紹介をしています。
バース・デイ
土曜ごご5:00~