① ローマにある、謎の「ピラミッド」
実は、世界で最も世界遺産が多い国でもあるイタリア(※2023年4月放送時)。そこにあるどれもが、見る人を強く惹きつけるものばかりです。
その中の一つで目を引くのが、ローマの「ピラミッド」です。

こちらは、今からおよそ2000年前、ある高官が自分のお墓として作ったものだとか。
ピラミッドのできた理由ですが、紀元前1世紀にローマ帝国がエジプトを支配下に置いたことに関係があるそうです。

その当時、エジプトブームが巻き起こり、街中にはいくつもピラミッドが建てられたといいます。しかし、現代において残っているのは、たった一つだけとのことです。
② ローマ帝国のシンボル「コロッセオ」
ローマにある世界遺産「コロッセオ」。かつてのローマ帝国のシンボルのような場所でもありました。

16階建てのビルほどの高さがあるというコロッセオが完成したのは、西暦80年。今で言う“スタジアム”のようなスポットで、当時は最先端の娯楽の場所だったといいます。
中でも、最も人気を集めた見せ物は、剣闘士と猛獣の戦いだったそう。その戦いが行われたアリーナですが、現在は一部復元がされています。

ちなみに、アリーナの地下には猛獣の檻があり、アフリカから運ばれたライオンなどが入れられていたとか。
施設には、観客など約5万人を収容できたともいわれており、その頃の技術から考えるとさまざまな面で驚きの場所です。
TBSで毎週日曜よる6時から放送中の『世界遺産』では、このほかにも世界に登録されている文化遺産、自然遺産などの貴重な映像が見られます。
世界遺産
日曜よる6:00~