「餃子の王将」が超一流中華料理人によるジャッジ企画に2度目の挑戦。従業員イチ押しメニューの中から合格を得た4品をご紹介します。
① 揚げそば
「揚げそば」は、長崎の皿うどんをイメージした超人気メニュー。パリパリの極細麺にトロトロの餡がかかっており、食感も楽しめる一品です。

野菜のボリュームが圧倒的な存在感ですが、それもそのはず。キャベツ・もやし・にんじん・チンゲンサイなど合わせてなんと約240gもの大量の野菜を投入しています。
もちろん味にもこだわっています。野菜と国産の豚肉を炒めた後、ガラスープに豚・鶏・魚介のエキスをブレンドした専用ダレを加え、さらにニンニク入りの豚の背脂を加えてコクをだしています。

「"揚げそばってこんな美味しかったかな”と思うくらい完璧。餡のスープに野菜がすごい合っている」「最初来た時この量ですよ。目で楽しめるって、すごい難しい。プロがみんな喜んでましたよ。技術も、水溶き片栗粉を使うとろみって難しい。時間がたってもとろみが残ってるのがすごい」と超一流中華料理人たちもその味と技術を褒め称えました。
② 海老のチリソース
誰もが美味しく食べられる絶妙な辛さの「海老のチリソース」。前回のジャッジで指摘があった点を踏まえて大幅リニューアルし、下処理から調理法までさらに手間をかけています。

海老は、バナメイ海老を12尾使用。塩と片栗粉で揉んで臭みを取り、さらに塩などで下味をつけています。以前より低温の油でじっくり揚げて海老が縮むのを抑え、プリプリ食感に仕上げています。
さらに前回"甘い”という指摘があったため味を見直し、仕上げにお酢を入れることで甘さを抑え、キレのある仕上がりになっています。

「海老にしっかり味をつけていることや、揚げる温度の工夫で海老が縮んでいない。鍛錬した技術が一皿に出ている」「748円(※東日本価格)で12尾も入っているのはすごい!」と、超一流中華料理人から高い評価を受けました。
③ 豚辛ラーメン
「豚辛ラーメン」は、韓国の辛いラーメンをインスパイアしてできたメニュー。北海道産小麦100%のもちっとした自家製麵に、肉の旨味が溶け込んだピリッと辛いスープが相性抜群の一品です。これまで主に西日本で販売されてきましたが、2023年2月から全国販売になりました。

こだわりの豚肉は、毎日チルドで仕入れ店舗で下味をつけることで、柔らかい仕上がりになっています。
また最大のこだわりは、スープ。鶏と豚のスープにビーフエキスや香辛料・魚介出汁を入れ、辛さも旨味も感じられる味わいになっています。

「麺がすごく美味しかった。滑らかで香りも良くてものすごく優しい良い麺に、後から来る辛みのあるスープの調和性が取れていてよかった」と超一流中華料理人も味に納得していました。
④ 中華飯
創業以来改良を重ねてきたロングセラー商品が、「中華飯」。炒飯・天津飯と並ぶご飯もの三本柱のひとつです。

豚肉をはじめ、白菜・にんじん・海老やホタテなど、具材は10種類以上も。そこに醤油、オイスターソースに魚介出汁が入ったタレを加える際、鍋肌にタレを回し入れることで香ばしさとコクを出しています。
最後は鶏がらスープを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけていきます。

超一流中華料理人も「決め手はお値段と具の種類。海老・ホタテ・いか、全部高いのに税抜き550円(※東日本価格)は考えられない」「味はすごく上品ですが、豚肉などしっかり味があり一緒に食べた時すごく美味しい。上品な分、旨味や香りがよく感じられて中華飯としてよい商品」とその味を認めました。
(※商品は売り切れの場合があります。また一部店舗で取り扱いがない場合があります)
TBSで土曜よる8時から放送されている『ジョブチューン』は、このほかにも様々な職業のプロフェッショナルが、職業のヒミツをぶっちゃけています。
ジョブチューン
土曜よる8:00~