エキサイティングな地下キャンプ
オーストラリア内陸の街・クーバーペディで、ある“地下レジャー”が注目を集めています。
それが、地下で行うキャンプ。“世界でも珍しい体験ができる”という理由から、特に観光客の間で人気となっているそうです。

地下にある施設には奥行きあるスペースがいくつも並び、テントなどを設置することができます。
施設のオーナーによると、地下キャンプは“天候や気温に関係なくでき、虫・ヘビ・動物が来ないので安心”という利点があるとのこと(※安全のため、火の使用は禁止)。

実際に体験したお客さんからは「地下でキャンプするなんてエキサイティング!天気が荒れてきても、ここなら安心」という感想が上がり、好評を得ています。
地下の街の秘密は…
こちらのキャンプ施設、実は宝石「オパール」の鉱山跡地に作られたものです。

街は、暑い時は50度、寒い時はマイナス10度ほどにもなる過酷な気候。
しかし、オパールのために掘った穴の中では寒暑をしのげることがわかり、人々は地下で暮らすようになりました。

地下住居に暮らす住民によると、「地下は一年を通して24度前後で快適」とのことです。
ほかにも、地下には教会やホテル、書店などが作られています。

もともと荒野だった場所に開かれたクーバーペディは、いまや世界の約80%(※2022年12月放送時)のオパールを産出する街になりました。
現在でも世界中から魅せられた人々が集まる、“オパール掘りのフロンティア”です。

TBSで土曜よる9時から放送中の『世界ふしぎ発見!』では、このほかにも世界のあらゆるふしぎを、クイズとトークで解き明かしています。
世界ふしぎ発見!
土曜よる9:00~