川上洋平インタビュー『夕暮れに、手をつなぐ』演じていて兄を思い出した

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TBSで火曜よる10時から放送している広瀬すず主演の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』。本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬すず)が、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリーだ。

今回は空豆と音の下宿先の主・雪平響子(夏木マリ)の息子・雪平爽介を演じる川上洋平にインタビュー。脚本を読んだ感想や、役柄、芝居について聞いた。

自前の服も衣装として取り入れています

——演じる役柄について教えてください。

僕が演じる爽介は響子(夏木マリ)さんの息子。ニューヨークで会社を経営する社長ですが、結婚相手を探すため日本へ帰ってきます。実は昔、音楽をやっていたこともあり、音楽家を目指して夢を追いかけている音くんの応援もしています。音くんにとって爽介はお兄さん的存在です。僕にも兄がいるのですが、かつて「お前はミュージシャンとして頑張れ!」と言ってくれたことを思い出しました。すごく兄を頼りにしていたので、そんな兄らしさを参考に芝居にも出していけたらと思います。

——役作りにおいて、工夫されているところはありますか?

響子さんの衣装がとてもユニークなのですが、息子である爽介も響子さんの影響を受けているのではないかと思っていて。社長ということにとらわれない衣装を選びました。コートはビシっと着ていても、脱ぐとちょっとオルタナな雰囲気だったり。実は自前の洋服もたびたび取り入れています。

——川上さんから見た空豆は、どのような女性ですか?

おてんばで天真爛漫ですが、とても芯があってかっこいい女性だと思います。個性の強いキャラクターなので、最初、台本を読んだときは、どんな風になるんだろうと思っていました。でも、広瀬さんが見事に空豆になりきってお芝居をされていたので、圧倒されました。

爽介と響子のセッション爽介と響子のセッション

——川上さんが注目しているシーンを教えてください。

響子さんとセッションするシーンです。ミュージシャンとして先輩の夏木さんとセッションができてとても光栄でした。夏木さんから「ミュージシャン同士のグルーヴってあるよね?」と言っていただき、とても安心して芝居に繋げることができました。セッションもとても楽しかったです。

——最後にメッセージをお願いします。

夢を追いかけていると、もがき苦しむときもあります。でも、必死になっているときは、実はとても楽しい時間でもあります。夢を追いかけつつ、恋愛を頑張るのは、青春ドラマの醍醐味だと思いますし、その中心にいる空豆と音の物語をぜひ見守っていただければと思います。

■番組概要
[タイトル]
火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』
[放送日時]
毎週火曜よる10時~10時57分

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