エチケットブラシを作る、「100周年を迎えた会社」の技術がスゴイ

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100周年を迎える会社のエチケットブラシ

2022年に100周年を迎える「日本シール(株)」が作っているのは、洋服のゴミを取る「エチケットブラシ」。これは、同社の登録商標でもあります。

「日本シール(株)」の「エチケットブラシ」「日本シール(株)」の「エチケットブラシ」

累計販売本数は、1959年の発売開始以来、約7000万本にのぼるとのこと。

エチケットブラシの要になるのは、「モケット」といわれる毛先の立った生地の部分です。

「モケット」といわれる毛先の立った生地の部分「モケット」といわれる毛先の立った生地の部分

日本シール(株)が作るものは、モケットにあるパイル糸が倒伏してワシ爪のようになっていることから、洋服のゴミをキレイに取ることができるそうです。

パイル糸が倒伏して鷲爪のようになっているパイル糸が倒伏して鷲爪のようになっている

ちなみにこうした毛先のものを作るのは、日本シール(株)にしかできないことだとか。

儲かりの柱は他にも

エチケットブラシ以外だと、掃除機ブラシも作っているという「日本シール(株)」。実は年商の6割は、家電部品が占めているといいます。

掃除機ブラシも作っているという「日本シール(株)」掃除機ブラシも作っているという「日本シール(株)」

そんな会社の年商は、現在15億円ほどだそう。長年培った技術を活かしてこれからもますます伸びていきそうな会社です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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