金属なのに曲がる食器、その誕生の裏側に驚き

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固定概念を覆した“曲がる食器”ができたワケ

「(株)能作」は、仏具の香炉や茶道用の花瓶などを作る、創業100年を超える鋳物メーカー。

そんな同社が開発した“金属なのに曲がる食器”が、現在 大ヒットしているといいます。

“金属なのに曲がる食器”“金属なのに曲がる食器”

自分好みに曲げて使える食器の中には、累計20万個売れたものもあります。

このように食器が曲がる理由は、錫100%で作られているから。錫は単品だと柔らかいのですが、“他の金属に混ぜるとその金属をより頑丈にする”という性質を持つため、これまでは合金として使われていました。

これまでは合金として使われていた錫を利用これまでは合金として使われていた錫を利用

業界では『金属は硬いもの』という固定概念もあってか、錫100%の鋳物を作る人は誰もいなかったそうですが、能作では世界で初めてそれに着手。大ヒットにつながりました。

こうした試みに踏み切れたのは、現社長がムコ社長だったことに関係があります。現社長は元々、大手新聞社のカメラマンで、鋳物に関しては完全な素人だったそう。それゆえに業界の常識に囚われない発想ができたといいます。

ムコ社長の、業界の常識に囚われない発想ムコ社長の、業界の常識に囚われない発想

2022年には、過去最高の売上げ18億円を見込んでいるという能作。業績は右肩上がりで伸びており、今後もますます成長していきそうな企業です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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