ヒミツは、アプリ開発とネット販売にアリ?
「島村楽器」は、全国に176店舗を持つ楽器店で、店舗数・売上げともに業界No.1のお店(※2022年10月放送時)。2021年には過去最高の約401億円の売上げを叩き出していますが、その実現には、2つのヒミツがありました。
ヒミツ① 太鼓の達人作戦?
島村楽器では、初心者でも“簡単にゲーム感覚でギターを弾ける”「ギターセンパイ」というアプリを開発。コードを覚えたりなど、基礎が難しい印象があるギターですが、こちらのアプリでは基礎練習は一切ありません。

なんと指一本で、いきなり曲を弾く練習ができるそうです。まるでゲームの「太鼓の達人」のように、遊び感覚で演奏ができます。

アプリの開発は現社長の考案とのことで、楽器屋さんの課題である“楽器を始める人が少ない”という点の解決に向けた施策だそう。演奏のハードルをぐっと下げることで、演奏の楽しさを知ってもらうことを目的にしています。
ヒミツ② インターネット販売の強化
高価な値段なものも多く、『実際に見て音を出して買いたい…』という人も少なくないことから、楽器は意外とインターネットで売れなかったといいます。
それを島村楽器は、店舗数の多さを活かし、ネットで買ったものを店舗で相談できる仕組みを整えました。

ほかにも、ネットで見つけた楽器を取り置きしてお店で購入できるようにするなど、実店舗とネットの良い所どりをしています。
さまざまな試みを行い、成長を続ける「島村楽器」。これからもがっちり業績を伸ばしていきそうです。
TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。
がっちりマンデー!!
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