山﨑賢人インタビュー!ものづくりに葛藤する思いに共感『アトムの童(こ)』

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TBSで10月16日(日)からスタートする山﨑賢人主演『アトムの童(こ)』。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとのかかわりによって成長していく姿を描く完全オリジナルストーリーだ。今回は主人公・安積那由他を演じる山﨑賢人にインタビュー。共演者の印象やドラマへの思いについて聞いた。

洸平くんには、とても助けられています!

——日曜劇場への出演は『陸王』以来となります。

『陸王』は自分自身も成長していると実感できた作品でした。ドラマをご覧になった方たちに毎週頑張ろうと思っていただけたドラマだったと思います。そんな日曜劇場に主演として出演が決まったときは、とてもうれしく、気合いも入りました。

——台本を読んだ感想を教えてください。

ゲームという日本が誇る“ものづくり”の物語を描いていて、シンプルに面白いと感じました。ゲームは子どもだけでなく、年配の方まで触れているものなので、幅広い年代の方たちが楽しんでいただける要素がたくさん詰まった作品だと思います。日曜の夜9時に家族そろってご覧いただける熱いドラマにしたいと思いながら、日々撮影に臨んでいます。

——大手企業や販売元を介さずに個人でゲームを開発する、通称“インディー”と呼ばれるゲーム開発者、安積那由他を演じます。

那由他は天才ゲームクリエイターと呼ばれていて、自分の好きなものに対しては、どこまでも情熱を傾ける僕と同じ28歳。仲間思いで、子ども心を忘れないところはすごいと思います。僕も役者として何かを表現しているという意味では、那由他と重なる部分があると思いますし、ものづくりにおいて葛藤する那由他の気持ちに共感することができました。

——菅生隼人役の松下洸平さんと富永海役の岸井ゆきのさんと共演して、いかがでしょうか?

洸平くんはしっかりしていて、優しくて、とても話しやすい方です。そういうところはすごく隼人っぽいと感じていて。那由他と隼人には過去、いろいろなことがあったのですが、台本に書かれていない部分を洸平くんが「こういうことがあったんじゃないか」と最初に提案してくれたんです。これは原作がないオリジナル作品だからこそ、できること。お芝居をするうえで、洸平くんにはとても助けられています。

岸井さんはやわらかい印象で、いつも笑顔なので、現場に岸井さんがいるととても明るく感じられます。そんな岸井さんが演じる海は、自由な心を持っていて、那由他を引っ張ってくれる存在です。

——共演者には風間杜夫さん、でんでんさんなどの大先輩の方々や塚地武雅さん、岡部大さんといったお笑い芸人の方もいらっしゃいます。

風間さん、でんでんさん、塚地さんといったアトム玩具のメンバーを演じる方たちは、急にセリフが変更になっても、楽しんで演じられている姿が印象的です。優しい方ばかりなので、撮影するアトム玩具のセットは、落ち着く空間です。また那由他の大学時代の先輩でネットカフェの店長・森田を演じている岡部大さんは、ハナコのコントが好きだったので、共演が決まったときは驚きました。2人の掛け合いのシーンもあってアドリブで言い合うこともあるので楽しいです。

——最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

那由他のゲームを愛する心、あきらめない心、ものづくりへの愛情、そして仲間と一緒にゲームを作る姿をぜひご覧になっていただきたいです。大きな相手に闘う那由他たちの熱い思いは、皆さんの心を震わせることができると思いますので、楽しみにしていただければと思います。

■番組概要
[タイトル]

日曜劇場『アトムの童(こ)』
[放送日時]
10月16日スタート 
毎週日曜よる9時~9時54分
※初回は25分拡大

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