吉田沙保里さんが甥っ子とレスリングで激突。その勝負の行方に注目

公開: 更新: TBS Topics


レスリング界のレジェンド・吉田沙保里さん。

同じくレスリングの道を歩み、全国一を目指す中学生の甥っ子・海人さんと、真剣勝負を行いました。果たしてどのような結果になったのか、注目です。

最強のDNAを持つ叔母vs甥。その結果は…

真剣勝負が行われたのは、三重県津市にある「一志ジュニアレスリング教室」。これまで名選手を輩出している名門クラブで、創立者は吉田沙保里さんの父である栄勝さんです。

吉田沙保里さんにとって試合形式の実戦は、リオ五輪以来で約6年ぶりとのこと。

レスリング界のレジェンド・吉田沙保里さんレスリング界のレジェンド・吉田沙保里さん

叔母の沙保里さんが53kg級なのに対し、甥の海人は62kg級。男女の差に加え、2階級以上の違いがあります。

試合の時間は全国大会同様、前後半2分ずつ。前半は、お互いに接戦を繰り広げ、同点で終了しました。

前半は、お互いに接戦を繰り広げる前半は、お互いに接戦を繰り広げる

後半では、序盤に沙保里さんが大幅にポイントをリードします。

しかし、海人さんは粘り強くポイントを取り戻しながら、ラスト15秒で高速タックルを決め、逆転勝利を果たします。

甥・海人さんが逆転勝利甥・海人さんが逆転勝利

試合を経て、海人さんは「(沙保里さんは)めっちゃ強かったです」と話しつつも、磨いてきたタックルが決まったことには「最後タックルしっかり入れて良かった」と頷きます。

叔母である沙保里さんは、試合中の総評を伝えたあと、「吉田沙保里の甥っ子だよって自信を持って、逆に(気持ちや自身の強さを相手に)見せてやった方がいい」とエールを送りました。

叔母・沙保里さんのエール叔母・沙保里さんのエール

 

宿命を背負って、全国1位を目指す

今回の沙保里さんとの実戦や、その後の話を受けて、海人さんは「沙保里の甥っ子という宿命を背負って、逃げ出すこともできないから、それを原動力に変えてマットに上がりたい」と力強く語ります。

全国一位を目指す海人さん全国一位を目指す海人さん

レスリング一家に生まれたことで“勝たないといけない”という思いを持っていることや、「自分の中では(吉田沙保里の甥として)背負ってる(ものがある)」とも打ち明けてくれました。

2位や3位ではなく、あくまで“全国で1位”を目標に練習に励む海人さん。これからのさらなる活躍に、期待したいですね。

TBSで毎週土曜日に放送されている『バース・デイ』では、さまざまな“人生に刻まれた 忘れられない大切な一日”に注目し、紹介をしています。

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