『オールドルーキー』ついに最終回!クビになった新町に残された道とは!?

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TBSで放送中の綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』。37歳で突如現役引退に追い込まれたプロサッカー選手・新町亮太郎(綾野)が、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に入社し、奮闘する姿を描いたヒューマンドラマだ。

アスリートに寄り添ってスポーツマネージメントを行ってきたが、そのせいでビクトリー社長・高柳(反町隆史)と衝突し、解雇されてしまった新町。最終回を前に新町のビクトリーでの歩みを振り返り、最終回の見どころを紹介する。

未練を断ち切れない元アスリート

オールドルーキーオールドルーキー

元サッカー日本代表の新町は、所属していたJ3のクラブチーム・ジェンマ八王子が突然解散して引退状態に。現役を続けるために所属チームを探してもらおうとスポーツマネージメント会社・ビクトリーを訪れるが、新町を必要としてくれるチームはなく、やむを得ず仕事を探す。パソコンもコピー機も使いこなせず次々と仕事をクビになり、工事現場で仕事をしていた新町は、通りかかった高柳と出会い、ビクトリーで働くことになる。

高柳にはある狙いがあった。ドイツのサッカーリーグで活躍する矢崎十志也(横浜流星)のサポート契約を取るため、矢崎の高校の先輩である新町を利用しようとしていたのだ。契約後は新町を辞めさせるつもりだったが、矢崎獲得のために新町とともに動いた塔子(芳根京子)は、矢崎に寄り添ったサポートを提案して契約にこぎつけた新町をこのまま働かせてほしいと高柳にお願いし、新町は仕事を続けることになる。 

横浜流星横浜流星

さまざまなアスリートと出会い、スポーツマネージメントの仕事に徐々に慣れてきた新町だが、一方でまだサッカー選手への未練があり、密かにトレーニングを続けていた。そんな中、湘南ベルマーレの入団テストを受けるチャンスが訪れるが、あっけなく落ちてしまう。新町を見守ってきた妻の果奈子(榮倉奈々)は、新町が納得する形でサッカーを終わらせてあげたいと、ビクトリーのメンバーとともに引退試合を開く。家族が見守る中、ビクトリーのメンバーやかつての仲間と試合を行った新町は、サッカーへの未練をようやく断ち切ることができた。

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そんな新町に、Jリーガーの伊垣尚人(神尾楓珠)から突然連絡が来る。イングランドのサッカーリーグに移籍できると持ち掛けられ、金銭的に騙された伊垣は、新町がスポーツマネージメントの仕事をしていると知って連絡してきたのだ。海外移籍について相談を受け、その話を高柳に話すと乗り気だったこともあり、新町はサッカーエージェントの資格取得に意欲をみせる。

神尾楓珠神尾楓珠

影響力を持ち始めた新町を警戒する高柳

スポーツマネージメントの仕事を始めた当初からアスリートの気持ちに寄り添ったマネージメントをしてきた新町。寄り添いすぎるあまり、時に会社の意向に沿わないこともあり、ビクトリーのメンバーと衝突することも。そんな新町の行動がビクトリーの利益になっていたためこれまで容認してきた高柳だったが、ほかのビクトリーのメンバーも新町に影響されて行動するようになり、次第に新町を警戒するようになってきていた。

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フェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)を発掘してきた城(中川大志)は、一度なくなった三咲のCM契約を、新町と共に復活させることに成功。最初はCMの内容に難色を示した三咲のマネージメントはできないと高柳に言われて、従うしかないと思っていたが、新町の熱い思いに感化されて高柳の了承を得ずに行動。三咲の発言でビクトリーの名前が世間に知れ渡ったこともあり、高柳も新町を認め、正社員になることができた。

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梅屋敷(増田貴久)は、2024年パリパラリンピック日本代表候補の車いすテニス選手・吉木修二(福山翔大)のマネージメントを、新町と塔子とともに担当。姪の近藤桜(池端杏慈)が車いす生活を送っていることもあり、吉木への思いが強く、スポンサー探しに難航したときも、高柳を説得しようと終始積極的だった。今までになく熱い梅屋敷の様子を見て、高柳の秘書・かほり(岡崎紗絵)は「新町さんに影響されることはいいことでは?」と問いかけるが、高柳は「そうかな…」と返すのみだった。

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塔子は、担当するプロのバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)がイタリアリーグのトリエステへの移籍を断った際、高柳に説得を命じられて「アスリートの気持ちを考えることが私たちスポーツマネージメントの基本ですよね」と反論。新町と塔子は、舞が移籍を躊躇しているのは思いを寄せるコーチ・宮野紘也(大谷亮平)のことも一因だと知り、宮野との仲を取り持ち、納得させた上で移籍させることができた。だが、そこに至るまでに高柳は、塔子を手伝う新町を、パリオリンピック代表候補の競泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太)の担当にして、麻生の担当に専念させようとしたり、トリエステのスカウト担当者を日本に呼び寄せて強引に移籍にこぎつけようとしていた。さらに、塔子のことを思って自身に意見する新町を見て、「所属するアスリートを引き抜いて独立するのでは?」と警戒するようになる。

ついに新町と高柳が衝突!

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そんな中、麻生がドーピング違反に問われ、4年間の資格停止処分が下される。高柳はビクトリーのイメージダウンを懸念して、麻生をビクトリー所属から外そうとするが、新町は麻生の処分を軽くするために奔走する。

新町を監視するように言われていたかほりは、なぜ高柳が新町を警戒するのかを、葛飾(高橋克実)から聞かされる。元々新町のような性格だった高柳。しかし、創立メンバーの一人が所属アスリートを引き抜いて独立したせいで人が変わったという。

麻生が禁止薬物を摂取してしまった経緯がなかなか分からず、高柳は麻生をビクトリー所属から外すが、新町は諦めきれずに高柳には黙って調査を続行。ほかのビクトリーメンバーの協力もあって、麻生が日常的に飲んでいたサプリメントから禁止薬物が検出され、資格停止処分は4年間から4カ月へ短縮される。だが、麻生のマネージメント契約の解除は覆らなかった。

それでも新町は諦めず、麻生の汚名を晴らそうと勝手にマスコミを集めて会見を開き、高柳からクビを言い渡されてしまう。伊垣のためにサッカーエージェントの資格を取得していた新町だったが…。

海外移籍のマネージメントに挑戦!?

高柳と今後スポーツマネージメントには関わらないと約束してビクトリーを去った新町は、再び仕事を探すことに。
そんな中、ビクトリー所属のJリーガー・伊垣の海外移籍の交渉が暗礁に乗り上げ、伊垣は新町を頼ってくる。伊垣の熱意に負けた新町は、スポーツマネージメント最後の仕事として、伊垣の代理人をやらせてほしいと高柳に願い出る。

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ビクトリーを辞めた塔子と城と共に、新町は伊垣の海外移籍へ向けて動き出すが、経験が不足しているために苦戦する。そんな時に衝撃的な事件が起こり…。

果たして、伊垣の海外移籍を成功させることはできるのか!? そしてこの仕事をスポーツマネージメント最後の仕事とした新町の今後は? 新町のアスリートファーストで奮闘する姿を最後まで見届けてほしい。

■番組概要
〔タイトル〕

日曜劇場『オールドルーキー』
〔放送日時〕
毎週日曜よる9時~9時54分

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