TBSで放送中の有村架純&中村倫也W主演の金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』。4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石田硝子/通称“石子”(有村)と1回で司法試験に合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男/通称“羽男”(中村)が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンタテインメントだ。
第7話では、小林星蘭が繫華街に居座る家出少女の東美冬を演じる。キッチンカーを傷つけた犯人を捜すべく聞き込みをする石子と羽男に、親友のひな(片岡凜)と共に出会う。
――オファーを聞いた時の感想をお聞かせください。
新井(順子)プロデューサーと塚原(あゆ子)監督の作品はよく見ていたので、驚きましたし、どんな風に撮影されているのか興味津々でした。そして、演じる美冬が着ている地雷系のファッションは、着たことがなかったので、衣装も楽しみでした。
――美冬の印象を教えてください。
他の人といると自分の意見が言えずに優柔不断になりがちなのですが、一人だと決断力がすごいんです。そういうところは自分と似ているなと思いました。おしゃべりな子ではないのですが、心の中に秘めているものが大きい感じもして、そこも共感できました。
――実際に撮影に参加してみていかがでしたか?
子役の頃から始めて今まで、監督の意見を聞いて、それに沿ったお芝居をすることが多かったんです。今回は自分だったらどう演じたいかを先行して考えていたので、一段階ステップアップした感じですごく勉強になりましたし、いい緊張感にもなりました。
――親友のひな役の片岡凜さんの印象はいかがでしょうか?
休憩の合間に台本を読み込んだり、書き込みをされていて、すごく真面目な方なんだなと思いました。一緒に撮影をしている間も片岡さんというより、ひなという人物がそこにいる感じがして、その空気感にすごく影響を受けました。
――有村さん、中村さんと共演しての感想を教えてください。
お二人は休憩中も阿吽の呼吸でボケとツッコミみたいな掛け合いをされていたので、本当に石子さんと羽男さんのようで、見ていてほっこりしました。現場にいらっしゃる出演者の方全員そうだと思うのですが、現場にいる間、ずっと役のままでいる感じがして、その立ち居振る舞いは学ぶべきところだなと感じました。
有村さんと中村さんはアドリブでお芝居されていることが多くて、私もアドリブでお芝居できるようになりたいです。そして、役に対する考えをもっと持ってお仕事をしていきたいなと思いました。
――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
この作品で各話ごとに取り上げられているテーマは、現実でも話題になっていることが多いのですが、今回参加させていただいて、私も知らなかったことがたくさんありましたし、勉強になりました。自分でも感じたことがないような気持ちにもなったので、ぜひ普段触れることのない出来事について見ていただけたらいいなと思います。
■番組概要
〔タイトル〕
金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』
〔放送日時〕
毎週金曜よる10時~10時54分