【衣装の裏側】『インビジブル』フォーマルからカジュアルまで…キリコファッションのこだわりとは?

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TBSで放送中の高橋一生主演の金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜よる10時)。本作は高橋演じる元捜査一課の刑事・志村貴文が、警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”をとらえるため、犯罪コーディネーター“インビジブル”を名乗るキリコ(柴咲コウ)と異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメントだ。志村たちを守るために、弟のキリヒト(永山絢斗)の元に戻る覚悟を決めたキリコ。物語の行方も気になるところだが、今回は演じる柴咲本人も見どころのひとつと語っていたキリコのファッションをクローズアップ。柴咲担当のスタイリスト・遠藤和己氏にスタイリングのこだわりやポイントを聞いた。

物語の前半と後半で変化が 

柴咲コウ柴咲コウ

キリコのファッションはインパクトの強い衣装が多いが、「インビジブルは実在するかどうかわからないというミステリアスな設定ということで、ご本人含め話し合いを重ねながらキリコという人物のビジュアルを作っていきました。ポイントと言われると難しく、台本のシチュエーションによって時にはフォーマル、カジュアル、奇抜なファッションと様々なスタイルを作りましたが、その中でもどことなく品があるというのがキリコらしいという風に思いながらスタイリングしました」と語る。 

柴咲コウ柴咲コウ

キリコのファッションは、シーンによってふり幅が非常に大きい。次は一体どんな衣装で登場するのか…気になった人も多いのではないだろうか。「キリヒトが真のインビジブルだと分かる第5話までは、鮮やかな色やシルエットで目を引くことを意識しました。スカートやワンピースといったアイテムを使いながらでも、肌の露出は控えめにしたり、体のラインを出さないことで女性らしくなりすぎないようにしていました」とのこと。 

柴咲コウ柴咲コウ

「キリコの正体が見え始めた後半は、前半部分とは対照的に色はダークめですが、シルエットは崩さないように意識しました」と明かし、物語が展開するにつれ、彼女の心情の変化を衣装でもアプローチしていたことが伺える。

佳境を迎える物語とともに、一味も二味も違うキリコのファッションにもぜひご注目いただきたい!

■番組概要
〔タイトル〕

金曜ドラマ『インビジブル』
〔放送日時〕
毎週金曜よる10時~10時54分
※10日は『キリンカップサッカー2022』放送により、番組が遅れて始まる場合があります。