① 米国の中華料理店での定番菓子“フォーチュンクッキー”
アメリカ・サンフランシスコには、横浜と並ぶ世界有数のチャイナタウンがあります。
こちらで、観光客に人気の商品のひとつが「フォーチュンクッキー」。アメリカの中華料理店で出てくる定番お菓子です。

日本でもお菓子名をタイトルにした曲が作られ、おなじみのフォーチュンクッキー。薄く焼いたクッキー生地の中には、小さく折られた“おみくじ”の紙が入っています。

実は起源は、中国ではなく日本にありました。それが、北陸地方に伝わる「辻占煎餅(つじうらせんべい)」。

今から100年以上前、サンフランシスコに移住した日本人が、辻占煎餅を改良して販売したのがきっかけとのことです。
その後中華料理店が出すようになり、北米各地に広まったというから驚きですね。
② 横浜中華街のシンボル的存在“牌楼”
年間およそ2200万もの人々が訪れる街・横浜中華街は、一大観光地ともいえる場所。
この中華街のシンボル的存在ともいえるのが、中国様式の門「牌楼(ぱいろう)」。最も大きなものは2003年にできた朝陽門で、高さはおよそ13.5mです。

ちなみに牌楼は、横浜中華街だけでも全部で10基あるそうです。

また、東西南北に置かれた4つにはそれぞれに中国の神様があしらわれており(青龍・白虎・朱雀・玄武)、常に四方を守っているといいます。

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