TBSで放送中の二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(毎週日曜よる9時)。誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で戦うノンストップファミリーエンターテインメントだ。二宮演じる鳴沢温人はハルカナ・オンライン・ゲームズの社長で、スマホゲーム「リビットウォーカー」をヒットさせて時代の寵児となった人物。劇中でもゲーム画面がたびたび登場しているが、どんなゲームか気になった人も多いはず。今回はそのゲームの内容を紹介!ゲームを担当したアシスタントディレクターの池之桃子氏に話を聞いた。

ゲーム名にある「リビット」は英語で“カエルの鳴き声”を表す単語。劇中のゲーム画面では赤いスカーフを巻いたキャラクターがメインで登場している。「正式な名前は決まっていないのですが、メインのキャラクターは“リビットくん”と呼んでいます。今のところ6体が登場していて、このキャラクターたちは登場人物をイメージしています。リビットくんは温人(二宮和也)、ブルーは未知留(多部未華子)、グレーは三輪(賀来賢人)、イエローは東堂(濱田岳)、パープルは正文(大友康平)、オレンジは麻由美(神野三鈴)です」と教えてくれた。
親しみやすいビジュアルが印象的だが、飯田和孝プロデューサー曰く「緊迫したドラマの中で、日常感を出せるキャラクターにしたかったんです。音も付けやすくてかわいいですし、心が休まるというか。カエルが頑張っている姿と温人たちが頑張っている姿がオーバーラップすることで、応援したくなればいいなと」と語る。

気になるゲームの内容について池之氏は「ゲームは冒険ものです。地図を見ながら好きな方向に進んでいき、遭遇する敵と戦ってポイントやアイテムをゲットして、レベルをアップしていくというもの。複数のキャラクターを仲間として冒険に連れていき、共に戦うこともできます。ほかにもオンラインで仲間とつながれば、一緒に敵を倒すことも可能です。さらに、決められた地図だけでなく、自分でオリジナルの地図も作れる設定になっています」。

最後に細かいこだわりも教えてくれた。「劇中では阿久津(松本幸四郎)がリビットウォーカーで“悪(あく)リビットくん”というキャラクターを使って、リビットくんを倒したり、剣で切りつけたりしていたのですが、“悪リビットくん”は阿久津(松本幸四郎)をイメージしたものです。名前の通りダークなキャラクターです」とのこと。阿久津によるハルカナ・オンライン・ゲームズの買収を警戒している温人にとっては、なんとも不穏な描写だが、そんな細部にわたってこだわった演出にも今後ぜひ注目を!
次回第3話は誘拐事件がいよいよ完結。温人は無事に娘の友果(大島美優)を救うことができるのか⁉ 4月24日(日)よる9時からの放送をお見逃しなく!
■番組概要
〔タイトル】
日曜劇場『マイファミリー』
〔放送日時〕
毎週日曜よる9時~9時54分