TBSで本日4月10日(日)からスタートする二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(毎週日曜よる9時)。誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で戦うノンストップファミリーエンターテインメントだ。今回は誘拐された鳴沢友果(大島美優)の父親でゲーム会社の社長・鳴沢温人役の二宮和也と、母親でSNSのフォロワーが1万人を超えるちょっとセレブな妻・鳴沢未知留役の多部未華子をインタビュー。作品の見どころや現場の雰囲気を聞いた。
二宮が「運がいい」と語る理由とは?
――本日スタートしますが、第1話はどんな物語でしょうか?
二宮:本当に皆さんが見ていただいて楽しめるドラマになっていると思いますし、僕らもそこを目指して頑張ってきた部分があります。とにかく見ていただきたいです。
僕自身はフラットな気持ちが強いタイプで、ドラマや映画、演劇などすべての作品との出会いは縁だと思っていて。その縁で見てくださる方々に満足していただける作品にするつもりで日々撮影をしています。
多部:先に初回を拝見したのですが、まさにノンストップファミリーエンターテインメントだなと。つい最近撮った気がしたシーンもふんだんに盛り込まれていて、本当に内容が凝縮されたまさにノンストップな物語です。
作品としてはやはり家族の絆が見どころです。家族の形がどういう風に変化していくのかが作品を通しての今後のテーマになっていくと思います。
――撮影を通して、「お互いのここに助けられた」という部分があれば教えてください。
二宮:多部さんは性格がすごくサバサバしていて、僕に対してしっかり受け答えをしてくれるんです。僕は現場でベラベラ話しているタイプの人間なので非常に助かります。現場での居方だけでなく、その性格にも助けてもらっていますね。
多部:私は元々現場で口数が多くはないので、いつも反省しているのですが、今回は二宮さんが現場でずっと話しているというか…。現場を盛り上げてくださって、私に話すきっかけを作ってくださるので助けられています(笑)。
二宮:あまり助けている感じがしないですね。僕がずっとしゃべっていると思われているんだなと感じるところはありましたけど(笑)。
多部:ムードメーカーだと思っています(笑)。
――現場で温かい雰囲気を作るために心掛けていることはありますか?
二宮:撮影の現場は作品の質を高めようとする人たちが集まっているところだと思っているので、現場の雰囲気がどうであろうと構わないし、温かい現場にしようと心掛けたこともないんです。ただ、これまで殺伐とした現場は一度もなく、いつも皆さんと楽しく撮影できているので、僕は運がすごくいいですし、助けていただいているなと思っています。
多部:作品としてはみんなで笑って、というシーンは今のところなくて、重いシーンが多いのですが、現場自体は本当に皆さんよく話していて、暗い雰囲気になることもなく、「温かい雰囲気にしよう」と意識しなくてもいい状態です。素敵な方々が集まっている現場だと思いながら、毎日撮影しています。
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
多部:初回は目まぐるしい展開で少しも目を離せないようなストーリーになっています。物語の始まりでもあり、今後が気になる展開になっていますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
二宮:目まぐるしい展開でドキドキハラハラの連続ですが、見落としたり聞き逃すことのないように、じっくりと見ていただきたいです。登場人物全員が誘拐犯に見える、疑い続けてもらえるような時間になればいいなと思います。
〔番組概要〕
日曜劇場『マイファミリー』
〔放送日時〕
4月10日スタート
毎週日曜よる9時~9時54分
※初回は25分拡大