「たまごっち」や「仮面ライダー」変身ベルトなど、多様なおもちゃを手がけるメーカー「バンダイ」。それぞれのおもちゃの“売れるタイミング”を生かして商品を開発しているといいます。
たまごっちは、8年周期でヒットしていた!
1996年の発売後、日本中で大ブームとなった「たまごっち」。
2021年には、たまごっち初のタッチパネルを搭載したスマートウォッチ型を発売しました。

実は、たまごっちは進化を繰り返しながら大体8年の周期でヒットしているといいます。
第2次ブームとなった2004年頃には、累計販売数およそ7000万個を突破。第4次ブームが来ると予想した2021年に向けて開発された最新型は、この10年で一番の売れ行きになっているそうです。

バンダイでは、その理由を“8年経つとユーザーである子どもが完全に入れ替わるため、たまごっちを新しく感じて使ってくれるから”と考えているそうです。
「仮面ライダー」変身ベルトは大人向けが人気
バンダイは、「仮面ライダー」シリーズの変身ベルトもタイミングを合わせて発売しています。
例えば「仮面ライダークウガ」の変身ベルトは、子ども用を発売した18年後の2018年に大人用の予約を開始。

テレビ放送時に子ども用を販売後、その世代が自分で働いて買えるようになったタイミングで、同じモデルの大人サイズを販売。大人の心を掴み、20代前半を中心に売れているそうです。
ほかにも、初代「仮面ライダー」の大人向け変身ベルトが約50年後に発売され、数万本も売れているのだとか。

バンダイでは、おもちゃによって異なる“ヒットの周期”を代々引き継ぎ、売れそうな年の2~3年前から調査を開始。売れる兆候が見えたら、商品開発をスタートしています。
今後も、バンダイはさまざまなおもちゃをヒットさせていきそうです。
(「仮面ライダー1号2号変身ベルト(タイフーン)」の大人向けベルトは、2022年2月現在、予約受付終了。※TBS Topics編集部調べ)
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