酒の肴にもぴったりな「イカリング」は、大人も子供にも大人気メニュー。「とり雄」 関斉寛さんに衣はカリッ、イカはねっとりの絶品イカリングの作り方を教えてもらいました。

イカワタソースが相性抜群「イカリング」の作り方
イカワタを使用したソースがイカリングと相性抜群!ソースにはごま油を加えるのもおすすめとのことです。

材料(1人前)
スルメイカ 1杯
塩 少々
小麦粉 適量
たまご 2個
パン粉(細かいもの) 適量
サラダ油 150cc
ラード 50g
<イカワタソース>
ワタ 大さじ1
マヨネーズ 大さじ2
作り方
1. スルメイカのワタをはずし、墨袋を破らないよう取り除いたらワタとげそを切り分けます。

2. ワタを水洗いしたら塩をまんべんなくふり、冷蔵庫で10分ほど冷やします。(※ワタの余計な水分を抜くことで旨みをより引き立たせます)
3. ワタの表面に水滴が浮いてきたら、一度キッチンペーパで拭き取り、中身を皿に取り出します。
さらに、マヨネーズを加えゴムベラなどで和えたらイカワタソースの完成。

4. エンペラと皮を剥がします。(※この時、ふきんなどを使うと剥がしやすくなります)

5. 4の内側の汚れをしっかり水で洗い流したら水気をふき取り、30分ほど冷凍庫に入れ凍らせます。
(※凍らせることでアニサキスを死滅させ、さらにイカの細胞が崩れることで身が柔らかくなり、甘みも増します)
6. 凍ったイカを1cm幅に輪切りにし、塩をまんべんなくふって寝かしておきます。(※塩をふることでタンパク質が溶け、しっとりとした食感になります)

7. 輪切りにしたイカに小麦粉をまぶし、溶き卵をくぐらせたらパン粉をつけます。
8. フライパンにサラダ油を1cm程度まで入れ、さらにラードを加え、160度になるまで中火にかけます。
9. 油を菜箸でかき混ぜ温度を均等にしたら、7のイカを揚げます。(※イカを入れると油の温度が下がるので、一度強火にします)
10. 油の跳ねる音が細かくなってきたら、一度弱火にして9のイカをひっくり返し、再び強火に戻します。

11. 10の作業を繰り返しながら、きつね色になるまで揚げます。
12. イカリングを取り出して余分な油を切ったら、塩をまんべんなくふって完成。お好みでソースをつけて食べるのがおすすめです。

イカのねっとり感を生かすため、細かいパン粉を使用するのがポイントです。細かいパン粉がない場合は、パン粉をビニール袋に入れて叩いて細かくしてもOKです。ぜひTRYしてみてください!
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