TBSで放送中の阿部寛主演の日曜劇場『DCU』。水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。今回はサイバー班として新名(阿部)たちをサポートしてきた神田瑠璃役の趣里をインタビュー。役への思いや撮影現場で裏話を聞いた。
現場はアットホームな雰囲気です
――瑠璃を演じての感想をお願いします。
瑠璃はDCUの捜査のために、様々な調査をしてサポートする立場にいます。人の命に関わることが多いので、絶対にミスをしてはいけない緊張感と仕事に対しての責任感がすごく強いのではないかと思いながら演じています。帰国子女で物怖じしないので、DCUメンバーとは友達同士のように軽い口のきき方をしますし、誰に対しても距離が近く、真面目で笑顔が少ないという設定の役ですので、ふてぶてしい雰囲気が出るように意識しています。

――演じる上で難しいことはありますか?
モニターの画面を見ながらの撮影が多く、実際に現場で捜査している人たちの表情や声が分からない中で想像しながらお芝居しなければいけなくて。かといって独りよがりなお芝居になってしまってはいけないので、台本を読み込んで撮影に臨んでいます。
新名さんを信頼して、一生懸命仕事をしているキャラクターなので、短いやりとりの中でどう表現したら思いが伝わるのかを考えながら演じています。

――現場の雰囲気はいかがですか。
DCUメンバーは皆さん本当に明るくてアットホームな雰囲気ですし、みんなで真摯に撮影に臨んでいます。主に有輝さんと岡崎体育さんがムードメーカーで、そんな2人を見て楽しそうにしている横浜さん、という感じで皆さん素敵な方たちばかりです。チームとして出来上がっている中に参加させていただいたので、徐々に馴染んでいっているところですが、最近は皆さんの意外な一面が見えつつありますので、最後はどんなチームになっているんだろうと楽しみでもあります(笑)。
――最後に見どころをお願いします。
毎回事件を解決していくのはもちろんのこと、15年前の事件をはじめ、隆子さんの死などいろいろな謎が散りばめられています。それらを追及していくDCUメンバーの心の揺れや思いが明らかになっていきますので、ぜひご注目ください。撮影は過酷なシーンもあって大変ですが、キャスト&スタッフ一同どうしたら良い作品が作れるか考えて撮影に臨んでいますので、エンターテインメントとして純粋に物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。
■番組概要
〔タイトル〕
日曜劇場『DCU』
〔放送日時〕
毎週日曜よる9時~9時54分