ミシュラン掲載の名店が伝授!ケチャップで簡単「本格煮込みハンバーグ」の作り方

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寒い時に食べたい洋食の一つが、「煮込みハンバーグ」。実は、ケチャップを使って本格的な煮込みハンバーグが簡単にできます。教えてくれたのは、東京・西麻布にある「洋食ビストロTŌYAMA」の遠山忠芳さん。

「洋食ビストロTŌYAMA」の遠山忠芳さん「洋食ビストロTŌYAMA」の遠山忠芳さん

「洋食ビストロTŌYAMA」は、2022年ミシュランガイド東京「ビブグルマン」にも掲載された名店です。

「本格煮込みハンバーグ」の作り方

ケチャップで名店の味に近づくポイントは、ケチャップの水分をしっかり飛ばすこと。酸味を飛ばし、うまみ成分を引き上げ味に深みが出ます。

本格煮込みハンバーグ本格煮込みハンバーグ

材料

<ハンバーグ>
合挽き肉(牛7:豚3)  … 720g
玉ねぎ(みじん切り)… 120g 
★卵    … 2個
★塩    … 6g
★こしょう … 少々
★ケチャップ… 15g
★生パン粉 … 30g
<ソース>
玉ねぎ(スライス) … 1/2個
マッシュルーム(缶詰)… 60g
油      … 大さじ1 (+手に付ける分)
ケチャップ  … 180g
赤ワイン   … 200cc
固形ブイヨン … 1個
デミグラスソース(市販) … 100g
塩・こしょう … 適量

お好みの付け合わせ

作り方

1. 調味料類(★)をボウルに合わせます。みじん切りの玉ねぎを水でさらしたものを絞って入れ、全体を馴染むよう混ぜ合わせます。

種を作る種を作る

2. 1が馴染んだところで合挽き肉を入れます。(パックになった合挽き肉でもOKですが、牛肉7:豚肉3の割合にするとより本格的な味に)

押してみて粘り気が出るまで素早く混ぜる押してみて粘り気が出るまで素早く混ぜる

手の腹で押し込んだ時に粘り気が出てきたらOK。一人前約180gを目安に分けます。

3. タネが手につきにくくなるので、手に油をつけてから成形に取り掛かります空気を抜いて、丸く形を整えます。(この後煮込むので、形はあまり気にしなくてOK)

丸く成型丸く成型

4. フライパンに大さじ1弱の油を引き、火をつけたらハンバーグを入れます。約3分、弱火~中弱火でゆっくり片面を焼きます。

弱火で約3分焼く弱火で約3分焼く

5. 焦げ目がついたらひっくり返し、一度余分な油を拭き取ります。その後、薄くスライスした玉ねぎを一緒に炒め、3~4分焼きます。

余分な油を取り除く余分な油を取り除く

6. 玉ねぎがしんなりして、ハンバーグの真ん中がふっくら上がってきたらケチャップを投入。ここでケチャップをしっかり炒めます。(目安はケチャップの水分が完全に飛んで、パチパチと音がするくらいまで炒める)

ケチャップの水分を飛ばすケチャップの水分を飛ばす

7.ケチャップの水分が飛んだら赤ワインと固形ブイヨンを入れ、アルコールを飛ばしながら約2分煮込みます。
8. デミグラスソースを入れ、さらに1分程煮込みます。

最後に市販のデミグラスソースを入れる最後に市販のデミグラスソースを入れる

9. 最後にスライスしたマッシュルームを入れ、ソースに馴染ませます。塩こしょうで味を調え、付け合わせを盛りつけたら完成。

出来上がり出来上がり

ちなみに、ハンバーグで一番NGなのは熱。熱が上がらないように、出来るだけ手早くタネを練り込むのが美味しく仕上がるコツです。ケチャップで本格的な煮込みハンバーグ、おうちでぜひTRYしてみてくださいね!

家庭でも手軽に本格的な味に家庭でも手軽に本格的な味に