堤真一インタビュー「僕だったら娘のために悲しみを乗り越えたい」金曜ドラマ『妻、小学生になる。』

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TBSで本日1月21日(金)にスタートする堤真一主演の金曜ドラマ『妻、小学生になる。』(毎週金曜よる10時)。本作は芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融による同名漫画が原作だ。10年前に愛する妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くして気力を失った、堤演じる新島圭介とその娘・麻衣(蒔田彩珠)が、妻の生まれ変わりだという10歳の小学生・白石万理華(毎田暖乃)と出会い、生きる喜びを徐々に取り戻していくちょっと不思議なホームドラマだ。今回は主演の堤真一をインタビュー。役への思いや現場でのエピソードを語ってくれた。

石田ゆり子さんに助けられています

――台本を読んだ時の感想からお願いします。

漫画原作ではあるのですが、脚本が読み物としてもすごく面白くて。先が気になる展開で、期待感がありました。圭介の心情の変化もリアルですし、原作とは全く別のものとして作品を作っていこうと思いました。

――圭介を演じてみていかがでしょうか?

圭介は奥さんの貴恵さんが生きているころは、おんぶにだっこで、何を決めるのも全部貴恵さんに決めてもらっているような頼りない人物。甘えっぱなしで、幸せそうな感じが見ている方をイライラさせるように演じたいなと。情けなさすぎるから、あまり共感されないだろうなと思いながらやっています。奥さんに頼りきっている役なので、(石田)ゆり子さんとのお芝居はまさにお任せできるので本当に楽です(笑)。

(毎田)暖乃ちゃん演じる万理華は、姿形は小学生ですが、貴恵の魂と会話している感じなので、暖乃ちゃんとは普段からあまり子どもとして接しないようにしていますね。

堤真一堤真一

――圭介に共感できるところはありますか?

実はあまり共感できないんですよね(笑)。例えば、最愛の奥さんを亡くして気力をなくすところ。それだけ奥さんのことを愛していたのだろうけど、僕だったら自分だけでなく娘の人生までダメにするような生き方はしたくないなと。娘のためにも悲しみを乗り越えて、頑張って生きて笑顔を見せなきゃいけないんじゃないか?と思うんですよね。

――撮影で意識していることはありますか?

暖乃ちゃんが演じるのは大人っぽい子どもではなく、外見は小学生だけど心は40歳の女性で、かなり難しい役柄だと思います。分からない部分が多いと思うので、コミュニケーションをとりながら演じたいなと思っています。ゆり子さんは撮影の日じゃなくても暖乃ちゃんのために現場に来てくださるのですが、実は僕としてもとてもありがたくて。ゆり子さんにお会いしてから、暖乃ちゃんとお芝居すると、貴恵さんだと思って向き合えるので、本当に助けられています。

――最後にメッセージをお願いします。

大切な人を失ったけれども、その大切な人が前世の記憶が蘇った小学生として帰ってくるという不思議な設定ですが素敵な作品です。
僕の父親は二十歳の頃に亡くなっていて、今になって聞きたいことがいっぱいあったなあと感じているので、もしそういうことが起きたら嬉しいなと思うんです。でも、そんなことは実際にはなくて、誰もが大切な人を失った中で生きていかなければいけない。ずっと辛い思いをしている人もいらっしゃると思います。
奇想天外な話ではありますが、見ていただいた方が少しでも上を向いて歩ける手助けになればとても嬉しいです。だからといって重い話ではないですので、何かしら自分の人生を見つめ直すきっかけになったり、ここから元気を得ていただけたらいいなと思います。

■番組概要
〔タイトル〕

金曜ドラマ『妻、小学生になる。』
〔放送日時〕
1月21日スタート
毎週金曜よる10時~10時54分
※初回は15分拡大