間宮祥太朗「歌うときはプレッシャー」『ファイトソング』インタビュー

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TBSで放送中の火曜ドラマ『ファイトソング』。空手選手の夢を絶たれ、人生どん底の木皿花枝(清原果耶)と、一発屋でクビ寸前の変人ミュージシャン芦田春樹(間宮祥太朗)、そしてチャラいがずっと花枝に片思いを続けている幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)、3人の恋と成長を描いたヒューマンラブコメディだ。今回は芦田春樹を演じる間宮祥太朗にインタビュー。キャラクター像や3人の関係性、撮影エピソードなどについて聞いた。

前へ踏み出せるかもしれないと予感させる出会い

――出演が決まり、台本を読んだ感想からお願いします。

“ボス恋”(『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』)から、わずか1年という短いスパンで、また同じ枠に呼んでいただけて、とてもうれしかったです。ただ、台本を読んで、この作品を単純にラブコメとカテゴライズするには、もったいないという気がしていて。もちろん、キュンとするところはあるんですけど、芦田の内面の葛藤を大事にして演じたいと思いました。

『ファイトソング』花枝と芦田『ファイトソング』花枝と芦田

――今回演じる芦田春樹はどのようなキャラクターですか?

1曲だけのヒット曲を持つミュージシャンです。いわゆる一発屋。その1曲のおかげで不自由のない生活を送ることができていたけれど、ヒット曲を出さなければクビだとマネージャーの弓子さん(栗山千明)に宣告されてしまいます。自分の一番大切にしている音楽で何年も結果が出せず、煮詰まっている人物です。1話では芦田がイライラして、壁に穴を開けるシーンがありました。撮影前には、音楽コーディネーターの方に作曲家のエピソードなどを聞いて参考にさせていただいたんです。やはり、曲ができないと、「違う、これじゃない!」となって「うわぁ~」となる瞬間があるらしくて。コーヒーを投げつけ、壁を蹴って穴を開けてしまっていましたが、コーヒーの染みもきれいにつかないといけなくて難しかったです。でも、本番では一発でOKが出ました。

――清原果耶さんと菊池風磨さんが演じる木皿花枝と夏川慎吾との関係性は?

花枝も芦田とは別のベクトルですが、前に進めず立ち止まっているキャラクター。でも、この先2人だったら、前へ踏み出せるかもしれないと予感させる出会いだなと思いました。実際に演じてみると、脚本で読んでいる以上に立ち止まって悩む2人の姿に説得力を感じて。心が動かない登場人物を誰かが動かしていくという物語はいくつもありますが、この作品は心が動かない2人が出会って、やがて2人にしかわからないような心の繋がりが出てくるんじゃないかな、と思って楽しみになるんです。
それに対して慎吾はとてもポップで明るい雰囲気をまとっています。慎吾が出てくるとパッと画面が明るく輝くような感じで。芦田のトーンが暗いので、とても対照的な2人だと思います。風磨との芝居もとてもやりやすく感じています。現場でちょっと雑談したときの掛け合いも、すごくスムーズですし、面白い。これからもっとからむシーンが増えていくので、とても楽しみです。

――1話ではピアノで弾き語りをするシーンもありました。

ピアノを弾きながら芝居に意識を持っていくのが難しかったです。また、ピアノと同じ時期に歌の練習も始めました。カラオケで歌ったり、ギターを弾きながら仲間たちと歌うという芝居で恥ずかしくなったりはしないです。ただ、ミュージシャンとして花枝が大切にしている勝負曲を歌わなければいけないシーンでは、プレッシャーがありました。その歌が良くなければ、観てくださる方たちがひいてしまうと思ったので。ピアノと共に歌をひたすら聴き込んで、本番に向けて練習に励みました。

――間宮さんが落ち込んだとき、気持ちを浮上させるためにすることは?

アウトドア。友人とコテージに泊まりにいったり、キャンプをしたり。都内から離れて自然と触れ合うと落ち着きます。自然のある場所へ行くとリラックスできるので、自分をリセットしたいときは、自然と触れ合うようにしています。

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

登場人物たちが葛藤しているところから始まるこの作品が、すごく面白いと感じています。今後、それらの葛藤がどのような展開を見せるのか、ぜひ楽しみにしていてください。

■番組概要

[タイトル]
火曜ドラマ『ファイトソング』
[放送日時]
毎週火曜よる10時~10時57分