超過酷!「水難救助隊・海上自衛隊・陸上自衛隊」の訓練がすごかった

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① 視界の悪い水中でも人命救助「水難救助隊」

川や海で水難事故が発生したとき、現場へ駆けつけて人命救助を行うのが「水難救助隊」です。

そもそも水難救助隊の隊員になるには、まず消防士として入庁する必要があります。
その後、潜水士の資格を取り、水難救助選抜試験に合格しなければ、隊員にはなれません。

水難救助隊水難救助隊

隊の一員になってからも、消防士と兼任になるため、出動指令があれば消火活動も行うそうです。

そんな水難救助隊の証となるのが、人命救助犬のセント・バーナードが描かれたワッペン(※東京消防庁)。これをつけているのは、“ものすごく限られたプロフェッショナル”だといいます。

水難救助隊の証、セント・バーナードのワッペン水難救助隊の証、セント・バーナードのワッペン

視界が悪い水の中でも、迅速な人命救助や捜索が求められます。そのため隊員たちは、陸上・プール・川や海などで日頃から様々な訓練をしているそうです。

日頃から様々な訓練をしている日頃から様々な訓練をしている

体力づくりのため、炎天下でも厚着をしてのランニングや懸垂を、訓練の合間に行うこともあるとか。

詳細はこちら→消防士の中から過酷な訓練で選ばれたエキスパート、「水難救助隊」がすごい

② 300度の炎へ突入「海上自衛隊」

海上自衛隊にいる「応急工作員」は、“船の消防士”とも呼ばれ、船の火災・浸水を防ぐ専門の隊員。応急工作員を目指す新人隊員たちは、海上自衛隊で“最も過酷”といわれるほどの訓練を行っていました。

訓練① 約300度の炎の中で消火活動

新人隊員の訓練の中で最も過酷といわれる「防火訓練」は、機械室を忠実に再現した部屋に実際に火を放ち、約300度にもなる炎の中で消火活動を行うもの。

300度の炎に突入300度の炎に突入

防火服や防煙マスクを装着し、さらに約20kgもの機材を背負い、炎の中に突入します。

防火服を着ていても、体感温度は40度超え。息をするのも苦しい中、声をかけ合いながら消火を行います。

応急工作員応急工作員

密閉度の高い船内火災でよくある残り火の自然発火や、ホースの漏水などのトラブル対応も求められる、厳しい訓練です。万が一、船で火災が起きた場合は、応急工作員が中心となって消火活動を行います。

詳細はこちら→“約300度の炎に突入⁉︎海上自衛隊で“最も過酷”といわれる新人隊員の訓練とは

③ 3夜4日歩き続ける「陸上自衛隊」

陸上自衛隊の幹部自衛官になるためには、「幹部候補生学校」を卒業する必要があります。学校の訓練の中でも最も過酷と言われるのが、100kmを歩き続ける「総合訓練」と、全長2.2kmに設置された20個の障害を時間内にクリアする「武装障害走」です。

過酷な訓練① 30kgの荷物を背負って100km歩く

100kmの距離を3夜4日歩き続ける総合訓練では、総重量30kgの荷物を背負い、実戦を想定しながらわずかな仮眠のみで行進します。

総合訓練総合訓練

すぐ動けるよう、休憩中も膝を立てた警戒態勢を維持。食事にはレトルトの白米やハンバーグを冷たく硬いまま食べ、スプーンや箸が折れることもあります。

さらに100kmを踏破した直後に待ち受けるのが、敵の拠点を占拠する最終訓練。疲労が極限に達する中、敵地に突撃し、目標の占拠に成功してはじめて合格となります。

敵の拠点を占拠する最終訓練敵の拠点を占拠する最終訓練
詳細はこちら→【陸上自衛隊】30kg背負って丸3日歩き続ける!?幹部自衛官になるための訓練が超過酷だった

 

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