吉高由里子「濃度が濃い収録」『最愛』インタビュー

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TBSで放送中の金曜ドラマ『最愛』。殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子)と、彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に描かれるサスペンスラブストーリー。今回は真田梨央を演じる吉高にインタビュー。撮影を振り返ってもらったほか、共演者の魅力や印象に残っているシーンなどを聞いた。

瞬発力のあるタイプです

——これまでの撮影を振り返っての感想をお願いします。

白川郷で撮影したことがもう何年も前に感じられるぐらい、みなさんと過ごす時間の濃度が濃い収録だったと思います。まるで梨央と同じく自分も年を重ねているような気持ちになったというか。それだけ梨央という役が体の隅まで染み込んでいたのだと思います。

梨央と加瀬梨央と加瀬

——改めて松下洸平さんと井浦新さんが演じた大輝、加瀬の魅力を教えてください。

大輝は無骨な男なのに、愛嬌もあり、寂しさもあり、刑事として梨央に関わる葛藤もあって。そんな大輝に梨央も寄りかかって、甘えて、支えられていた部分もあったのかなと思います。加瀬は、愛情や懐の大きさが話数を重ねるごとに大きくなっているように感じました。梨央もきっと加瀬の優しさに包まれている感覚があったでしょうし、安心感もあったんじゃないかな、と。

——梨央の弟、優を演じた高橋文哉さんと共演した感想は?

優は、私に弟のいるお姉ちゃんの気持ちを教えてくれた存在です。優を演じた文哉くんは「本当に二十歳なの?」というぐらい落ち着いていたかと思えば、とてもピュアで素直な方でした。

——現場では、お芝居をするときの吉高さんと、カットがかかってからの吉高さんとはとてもギャップがある、いう声が多かったです。

私は瞬発力のあるタイプなんだと思います(笑)。用意スタートで勢いのある芝居をして、カットがかかったらスイッチを変えるような。意識的というより、無意識な部分で芝居をしているときと、していないときの自分を変えているんじゃないかな、と思います。

——これまでの撮影を振り返って、印象に残っているシーンはありますか?

1話と2話のラストシーンは、とてもひりひりしたことを覚えています。1話では「なんでこんな顔をして『はじめまして』なんて大ちゃんに言えるの?」って思いましたし、2話では「何から話す?」と、大ちゃんにとても挑発的で。5話で私と優のために、大ちゃんが後輩に頭を下げたときはとても苦しかったです。家族の話だったので、また違う“最愛”が見れたと思いました。ラブの面では、やはり6話の梨央と大ちゃんの歩道橋のシーンが、とても印象に残っています。

梨央と大輝梨央と大輝

——『最愛』に出演したことで女優として得たものはありますか?

撮影が始まる前は新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督のファンが多すぎて、お2人の作る世界観を壊さないようにしなきゃいけないという不安がありました。期待値が大きい分、ハードルも高く、プレッシャーもとても大きいものでした。でも、撮影が始まると、お2人と一緒に作品作りをしたい方が多い理由がわかりました。演出も物語も、すべて“心”をメインにして作っている現場だと感じたんです。『最愛』というタイトルがぴったりな作品だと撮影を重ねて、改めて思いました。アドバイスをいただくときも、ただの説明ではなく、心に響くような言葉で明示していただいたことが印象に残っています。本当にいい経験をさせていただいたととても感謝しています。

——最後に視聴者へメッセージをお願いします。

最終話は梨央を守ろうとするみんなの愛が詰まっています。梨央を守ろうとした結果、どうなるのか。最後の“最愛”の形に、見ている方は胸がわっしゃわっしゃとなると思います。ぜひ期待してご覧になってください。

■番組概要

[タイトル]
金曜ドラマ『最愛』
[放送日時]
毎週金曜よる10時~10時54分