目まで光る⁉巨大土偶の正体とは
青森県にある「木造駅」には現在、人気を集めているものがあるといいます。
それは、駅の外観に埋め込まれるようにそびえ立つ、巨大な土偶です。

この土偶は、近くにある亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶をモデルに作られたそう。高さは17mほどで、地元の人からは「シャコちゃん」という愛称で親しまれているといいます。
さらにシャコちゃんには、“電車到着の3分前に、目が七色に光る”という特徴も。

2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されてから、この駅を訪れるお客さんも増えたそうです。
青森県には、国内最大級の縄文集落跡も
「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれる17の縄文遺跡のうち、青森県には8つの遺跡があります。
その中には、亀ヶ岡遺跡のほか、国内最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」も。

ここには、紀元前3900年頃から約1700年間にわたって、縄文人が定住していたといいます。
この場所から見つかる発掘品の数は桁違いで、収蔵庫には5000点以上の土器が保管されているそう。重要文化財になる可能性があるものまで存在するとのことです。

世界遺産に登録されたことで、縄文の文化やそれに関連するものが、今後さらに注目を集めそうですね。
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