TBSで放送中の火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』。独身生活を謳歌する大加戸明葉(清野菜名)と、堅物で変人の百瀬柊(坂口健太郎)が、偽装結婚をするラブコメディー。今回は、明葉の同僚の小杉深雪を演じる中川翔子にインタビュー。役作りや作品への思いについて聞いた。
原作を読んでエクステをつけて撮影に挑んでいます
――今回演じる小杉深雪は、どのようなキャラクターですか?
深雪さんは「森田デザイン」で働く明葉の先輩デザイナーです。実は撮影が始まる前、監督から「普段の中川さんとは真逆の女性を演じてもらいます」と言われたんです。どういうことかと思ったら、深雪さんは婚活に力を入れている現実派の女性で。確かに私は趣味を大事にしているので、深雪さんとは真逆かもしれません(笑)。
――役作りをする上で、意識しているところはありますか?
オファーがある前、たまたま髪をショートにしていたんですが、原作を読んだら深雪さんはロング。なので少しでも深雪さんに近づくため、エクステをつけて撮影に挑んでいます。また深雪さんのイメージに近づけるため、アイシャドウやリップも買いに行きました。お恥ずかしいお話ですが、お店で「モテそうなのをください」と言って(笑)。デザイナーなので、きっと色とかにも気を配っているんだろうなと思い、メイクも自分なりにこだわっています。実は深雪さんには裏設定もいっぱいあるんです。アウトドアが好きで、料理も得意で、趣味もいっぱいなのに、独身みたいな。きっと理想が高いんでしょうね。でも、行動力もあるし、深雪さんの未来は幸せが待っていると思います。婚活をする深雪さんを演じていると、私の結婚意識も高まりそうです(笑)。
――現場では共演者のみなさんと、どのように過ごされていますか?
現場でみなさんとはいろいろなことを語り合っています。「森田デザイン」の職場はとてもリラックスしている雰囲気があるので、自然体でいる姿が伝わるよう頑張って演じています。
――偽装結婚をして共同生活をする明葉と百瀬。中川さんご自身が共同生活をするとしたら、譲れない部分はありますか?
私は猫が好きな方なら大丈夫です(笑)。逆に猫がダメな方とは一緒に住むことはできません。動物に優しい方が好きです。
――最近、中川さんが”ふいキュン”した経験は?
男性の傷跡が見えたとき。昔の古傷とかを見ると「何があったんだろう?」と妄想のし甲斐があるので(笑)。そんな傷跡を見たときに”ふいキュン”してしまいます。
――最後にドラマを毎週楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
普段の生活で私にはキュンキュンが足りないので、明葉ちゃんと百瀬さんを見てキュンキュンを補給しています。みなさんもぜひドラマをご覧になって、2人の姿にキュンキュンしてください。
■番組概要
[タイトル]
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
[放送日時]
毎週火曜よる10時~10時57分