「バイトル」が実はWebサイトでの求人の先駆けだった

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ガラケー時代からWebに特化

「バイトル」は700万人以上が利用する、業界トップクラスのアルバイト求人サイト。成功の秘訣は業界内でいち早く“Webの求人サイト”を立ち上げたことにあります。

元々、求人情報の媒体は紙が主流でした。しかしバイトルを運営するディップ(株)は、いち早く求人情報サイトを立ち上げ。ガラケーが主流だった2002年に、求人広告の媒体として“Webだけ”を利用しました。

先駆けてWebのみ求人広告先駆けてWebのみ求人広告

 

スマホ普及前から「動画」を活用

さらにバイトルでは、まだスマホが普及していない11年前から、独自のアイデアで職場の様子がわかる動画を掲載
「同世代が多く、楽しくて働きやすい」「美味しいまかない付き」などの先輩の声や職場の雰囲気が伝わると、ユーザーから好評です。

職場の様子がわかる動画を掲載職場の様子がわかる動画を掲載

バイトルに掲載する動画は、お客さんのことを一番理解しているディップの“営業マン”と“お店”が二人三脚で手作り。
営業マンは広告の原稿作りなどをすべて担当しており、その一環として動画作成も行っています。

お店と営業マンが二人三脚お店と営業マンが二人三脚

動画を活用して、わかりやすいサイトにしたことで、バイトルのユーザーは増加。そして、そのユーザーを雇いたいお店が求人を多数掲載する、という好循環が生まれました。
バイトルに求人を出したお店からは「実際に応募に来る人数が全然違う。(他社で求人を出した際)10件来ないこともありましたが、バイトルさんでは100人の応募が来ました」という声もあります。

ディップは求人サイトのほか、面接の申し込み対応をAIが自動で行う新サービス・面接コボットを開発。面接の日程調整等を自動で行ってくれます。時代の先を行く戦略で成長を続け、2020年の売上げが約324億円と絶好調です(※2021年8月放送時点)

 

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