『TOKYO MER~走る緊急救命室~』菜々緒インタビュー!「チームワークはピカイチ!」

TBS Topics


毎週日曜よる9時、TBSで放送中の鈴木亮平主演の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。最新の医療機器とオペ室を搭載した「走る手術室」で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、“一人も死者を出さない”ために奮闘する救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く本作。今回、救命救急の知識と経験が豊富で、喜多見(鈴木)の右腕として活躍するシングルマザーの看護師・蔵前夏梅を演じる菜々緒にインタビューし、主演・鈴木の印象や演じる上で意識していることなどを聞いた。

「全力で頑張ることはすごく大事なことだと改めて思いました」

――第3話での活躍もとても素晴らしかったですが、これまで反響はいかがでしょうか?

現役の看護師さんから学生の方 まで沢山のメッセージをいただいていてとても嬉しいです。「夏梅さんのような看護師になりたいです!」とか、仕事でくじけそうになったり勉強が大変で辛い中、『TOKYO MER』を見て、奮い立たされて「頑張ろう!」 って気持ちになるという声もあって、いろんな方に響いているのかなと手応えを感じています。医療モノの作品だと医師の方にスポットが当たることが多いと思うんですけど、今回は医師だけでなく、看護師にもスポットが当たっていて嬉しいという声もいただきますね。

――夏梅を演じる際に意識していることは?

蔵前夏梅という女性は喜多見先生の右腕とも言えるぐらい本当にできる看護師さんなんですけど、医療監修をしてくださっている看護師さんやお医者様に、できる看護師は研修医さんに指示を出しつつフォローもすると教えていただいたんです。第2話の比奈先生(中条あやみ)とのやり取りのように、周りに目を配ってサポートして、いろんなところに手が届く人なんですよね。喜多見先生への器械出しなどのサポートも完璧にできますし、そういうところを特に意識して演じています。

また、医師やレスキューなど男性の方が多く活躍している現場なので、女性の強さみたいなものも大切にしたいなと思って。これから現実社会でもそういったところで活躍する女性が増えていくと思うので、その方たちにもエールを送るような気持ちで、夏梅として力強く負けないように頑張っています。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話より

――夏梅はシングルマザーですが、母親役として意識していることはありますか?

第3話で子供を後ろに乗せて自転車で走るシーンがあったんですけど、2人乗りしたことがなかったので不安で・・・撮影に入る前にすごく練習をしました(笑)。実際に子役の子を乗せるので緊張しましたね。あと、第3話では立てこもり事件の現場に駆け付けて人質になっていた重病の少女のために夏梅が身代わりになって救おうと奮闘していたんですけど、娘と同じくらいの年だし、母親として少女を助けたいという気持ちや、看護師として人を助けたいという気持ちを前面に出していくことをより意識して撮影に臨んでました。

――撮影の中で刺激を受けることは?

日々命の重みを感じながら仕事するというのは、体力的にも精神的にもやっぱりすごい大変なことだと思いますし、医療従事者の皆さんが日々頑張っているのを、より強く感じています。全力で頑張ることはすごく大事なことだと改めて思いました。

――座長である鈴木さんのご印象は?

常に圧倒されてます! 喜多見先生はセリフ量が膨大なんですけど、それをちゃんと自分の中に落とし込んで、さらにオペシーンもご自身でやられているので、その姿を間近で見ていて本当に尊敬します。座長としても居心地のいい雰囲気作りをしてくださるので、日々楽しく撮影に参加できています。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第4話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第4話より

――放送開始前に行われた会見でも皆さんの仲の良い楽しそうな雰囲気を感じました。現場では話し合ったりなどしてチームワークを深めているんでしょうか?

常に温かくて楽しい雰囲気の中でできているなと思います。クランクインする1ヶ月前ぐらいから医療リハーサルなどで色々話し合ってやってきたので、チームワークはピカイチです! 私は喜多見先生の右腕という役どころで器械出しとかしているので、オペのシーンではどこに出したら受け取りやすいのかなど聞くようにしています。

――7月25日(日)放送の第4話の見どころを教えてください。

第4話は、トンネル崩落事故が発生してMERチームが駆け付けるんですけど、そこに移植手術のための心臓を運搬中の医師が巻き込まれてしまい、その医師を救いながらも、心臓を手術中の高輪先生(仲里依紗)のもとへ届ける・・・という「命のリレー」が描かれています。今回の撮影はトンネルを封鎖して行っており、臨場感のある映像になっていると思います。4話は1人1人が命と向き合って“命のリレー”を行うんです。2話で、比奈先生が意を決して手術に臨む場面で夏梅が「深呼吸」と声をかけるシーンがあるんですけど、そのときに視聴者の方から「私も息を止めてしまっていたので、先生と一緒に深呼吸しました」という声をいただいて。息するのを忘れるぐらい見入ってくださったんだと思うのですが、4話も「頑張れ!」と思わず応援したくなるような物語になっていると思うので見ていただけたら嬉しいです。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話より

■番組概要

[タイトル]
日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54

PICK UP