「クレパス」は「クレヨン」とは違うものだって知ってましたか?

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クレパスは世界初の画材

「クレパス」は元々クレヨンを作っていた(株)サクラクレパスが開発した、世界初の画材です。

“クレヨンの描きやすさ”と“パステルの持つ発色の美しさ”、両方の長所を備えており、色の数は700色。画材を使う人が色の違いを感じられるよう、こだわって作られています。

サクラクレパスサクラクレパス

クレヨンとクレパスの違いは、材料の配合にあります。
クレヨンは顔料にロウを混ぜて作られているので硬く、紙面を塗るのには向かないのが弱点。そこでクレパスは、油の量と配合を変更。柔らかい質感で広い面を楽に塗れて、色も混ぜることができます。

クレヨンとは違うクレパスの特徴クレヨンとは違うクレパスの特徴

多彩な表現を可能にし、これまでになかった画期的な画材として世界中の子どもたちに広まったクレパス。会社の大きな成長にもつながりました。

全部が"芯"の「クーピー」も開発

(株)サクラクレパスは、クレヨンやクレパスのように全部が色材・全部が芯である色鉛筆「クーピーペンシル」も開発。
色鉛筆と変わらない太さなのに折れず、直接持っても手に色がつきません。さらに、鉛筆削りで削れて、消しゴムで消すこともできます。

クーピーペンシルクーピーペンシル

クレヨン・クレパスの開発知識が生かされた商品で、色材の配合を変えることで、画期的な機能を備えることに成功しました。

クレパスやクーピーのイメージがある(株)サクラクレパスですが、実はそのはじまりはクレヨンの製造。

日本で初めてクレヨンを製造日本で初めてクレヨンを製造

創業した1921年当時、クレヨンは輸入品で非常に高価で誰でも使える画材ではありませんでした。
そこで会社は日本で初めてクレヨンを製造し、“安くて品質のいいクレヨンが欲しい”という要望に応え、子どもたちにとって使いやすい商品にしたのです。

(株)サクラクレパスは、グループ全体での年商が387億円にものぼる文具メーカー(※2021年6月放送時点)
色材の開発・加工を得意とし、クレパス以外にも発色性の高い水性顔料のサインペンや、さらさらといつまでも書けるインクなどを開発。子ども用だけでなく、大人用の文具の売れ行きも好調です。