毎週金曜22:00からTBS系で放送中の長瀬智也主演ドラマ『俺の家の話』。3月26日(金)に放送される第10話でついに最終回を迎える本作だが、スペシャルゲストとして藤田ニコルが本人役で登場することが分かった。TBSドラマに出演するのは本作が初めてだという。
本作は長瀬と宮藤がTBS連続ドラマ11年ぶりのタッグを組み、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、家族と一致団結し、一家をまとめていくというストーリーが描かれている。
最終回に向けて怒涛の展開が続く本作だが、今回、3月26日(金)に放送される最終話に、モデルでタレントの藤田ニコルが本人役で登場することが分かった。藤田は2009年にローティーン向けファッション雑誌「nicola」(新潮社刊)の第13回二コラモデルオーディションでグランプリに選ばれデビュー。現在はファッション誌「ViVi」(講談社刊)の専属モデルを務めながら、バラエティ番組やCMにも出演し、目覚ましい活躍を見せているが、TBSドラマに出るのは今回が初めて。「唯一NGにしているのは演技の仕事」と語る藤田が、本人役として演技の仕事に挑む。
【コメント紹介】
◆藤田ニコル
ドラマのオファーが来たって聞いたときは、まさか! とビックリしました。普段は「演技NG」と言っているくらい自分で頑なに演技からは逃げていたんですけど、こんな機会はないと思い頑張りました。本人役ということでとっても楽しかったです! 素敵な経験にもなりました。
長瀬さんも西田さんも初めましてだったのですが、現場ではとっても優しくしていただきました。カメラが回らない時は3人で世間話や映画の話をしたり、緊張していた私にとってはとても心が安らぎました。長瀬さんから「これからも演技やればいいのに」と言ってもらったので、ちょっとずつ克服していこうかなと思います(笑)。
今回『俺の家の話』に藤田ニコル役で出演させていただきました。皆さま、今回の出演をあたたかい目で見守ってください️。よろしくお願いします。
【第9話(3月19日[金]放送)あらすじ】
妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一(長瀬智也)は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然の帰宅。「自分には能しかないと気づいた」と言う寿限無を誘い、寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。スーパー世阿弥マシンに扮した寿一をはじめ、慰問に来たさんたまプロレスのレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。そして、その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。
一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。
同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿があり・・・。