2021年2月19日(金)からテレビ東京のドラマ25枠で杉野遥亮主演ドラマ『東京怪奇酒』が放送されることが発表された。1月8日(金)放送開始のオリジナルドラマ『直ちゃんは小学三年生』に続き、杉野が連続主演を務めるドラマの2作目となる本作は、原作は、清野とおるが知人から心霊話を聞き、そのスポットにわざわざ出向き飲酒するという実体験を描いた漫画「東京怪奇酒」(KADOKAWA刊)が原作で、杉野は本人役で出演する。
『山田孝之の東京都北区赤羽』、「その『おこだわり』、私にもくれよ!」に続き、テレビ東京と清野とおるが3度目のタッグを組むことに。ホラーが大の苦手な杉野(本人役)が、原作と同じように、毎話様々なゲストから心霊話を聞き、夜な夜な怪奇酒を体験。回を追うごとに変化していく杉野の心の動きに注目だ。
さらに、杉野遥亮主演の1月期ドラマ『直ちゃんは小学三年生』のオープニングテーマを担当したOKAMOTO'Sが『東京怪奇酒』ではエンディングテーマを担当することに。新曲「Complication」を書き下ろし、2月24日から配信スタート。陰鬱な感情をつづった歌詞と力強いサウンドで中毒性の高い渾身の一曲となっている。
以下、原作者、OKAMOTO'S、スタッフのコメントを紹介。
◆清野とおる(原作・出演)
2年と少し前。
オバケをテーマにした「東京怪奇酒」の連載を始めた頃から、
2~3ヶ月に一度ほどの頻度で、自宅内で「何か」が激しく崩れ落ちる音が聞こえるようになった。
ドドドドドドドドドドド!!!!
それはものすごい大音で、隣家や外からではなく、確実に自分の家の中から聞こえる。
でも、室内を隈なく確認して何も崩れていないし、崩れるような収納もしていないし、
そもそも崩れるような物なんて何もない。
連載終了が近づくにつれ、「崩れる音」が聞こえる頻度は増え、音量も大きくなってきた。
「これは死の足音かもしれない。連載終わったと同時に死ぬのかも・・・」
そう覚悟したタイミングでの、まさかのドラマ化決定。
あの音は、ただの「福音」だったのかもしれませんね♪
◆オカモトコウキ(OKAMOTO'S)
怪奇現象が起こった現場に行ってお酒を飲む、そんないろんな意味でスレスレな行為に挑戦し、何かを得ようとする様を描いた「東京怪奇酒」。まさに、そんなドラマにぴったりのスレスレな楽曲が完成しました。''Complication''、つまり「複雑」というタイトルの楽曲。怪しさ、凶悪さ、演奏、全てが今までのOKAMOTO'Sの楽曲の中でも最高到達点を記録したと自負する一曲。ドラマを彩る一要素になることでしょう。どうぞ、お楽しみに。
◆太田勇(プロデューサー[監督])
『山田孝之の東京都北区赤羽』をプロデュースして以来、清野さんの作品は読ませていただいていて、『東京怪奇酒』も読みながら「心霊スポットで酒を飲むなんて、相変わらず清野さんぶっ飛んでいるなぁ」と思っていたところに、「出演者ひとりでも撮影できるようなドラマを考えて」と部長に言われ、「これは運命だ!」と確信しました。
出演者のラインナップも謎に豪華で、ドラマなのか何なのかわからない、不思議なコメディホラーになりました。
また、ドラマをもっと楽しんでいただけるように放送翌日にはオンラインイベントを開催し、ドラマでは話せなかったもっとディープな話を怪談オールスターズに話してもらいますので、そちらも合わせて楽しんでもらえると嬉しいです。
オンラインイベントの詳細につきましては決定次第お知らせします。
【あらすじ】
俳優・杉野遥亮はホラーが大の苦手だが、海外ホラー映画の主演オファーがきてしまう。そしてある日、自身のラジオ番組「杉野遥亮の今度は長ズボン」にゲスト出演した漫画家・清野とおるから「怪奇酒」の話を聞く。怖がりな人ほど「怪奇酒」は向いていると言われ、勧められるままに杉野は「怪奇酒」を体験することに――――。
各話に怪談マスターが登場、杉野にホラー話を吹き込みます。
ドラマ25『東京怪奇酒』は2月19日(金)から放送開始。動画配信サービス「Paravi」では2月12日(水)より先行配信が開始し、毎放送1週間前から先行配信される。
(C)清野とおる/KADOKAWA
(C)「東京怪奇酒」製作委員会
タイトルデザイン:関 善之+村田慧太朗(ボラーレ)