金曜ドラマ『恋する母たち』藤原大祐「どんな役でもやりたいです!」

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金曜ドラマ『恋する母たち』藤原大祐「どんな役でもやりたいです!」
金曜ドラマ『恋する母たち』藤原大祐「どんな役でもやりたいです!」

Plus Paraviが注目する人物にフィーチャーする「オシダン!plus」。今回は毎週金曜22:00からTBSで放送中の金曜ドラマ『恋する母たち』に出演している藤原大祐の素顔に迫る後編。本作は迷える3人の母たちの恋愛と友情を描いた柴門ふみの人気コミックを大石静の脚本でドラマ化。失踪した夫とついに離婚を果たし、元夫と駆け落ちした女性の夫である斉木巧(小泉孝太郎)との恋愛に色めき立つ主人公・石渡杏(木村佳乃)の息子、石渡研を演じているのが藤原だ。後編では役者を目指したきっかけなどを中心にプライベートな彼の一面に触れていく。

【前編はこちら】金曜ドラマ『恋する母たち』藤原大祐、大人の恋は「まだ難しいです(笑)」

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――俳優になろうと思ったきっかけを教えてください。

実は最初は僕の意思ではなかったんです。中学3年生のとき、僕の知らないところで、母の友人が写真を送っていて。それで呼ばれた場所に行ってみたらオーディション会場だったんです。でも、オーディションがすごく楽しく感じて「役者をやってみたい!」と思うようになりました。最終的には僕の意思で事務所に入ることを決めました。お母さんも「やりたいなら、やってみなさい」と言ってくれて。いつも僕のやりたい環境を作ってくれる母には感謝しています。

――なんのオーディションだったんですか?

アミューズの事務所のオーディションです。当日、「お芝居のレッスンをしてみない?」と言われて会場に行ったんですが、行ってみたら後ろに大人の方たちがずら~っといて(笑)。ちょっとびっくりしちゃいました。事務所に入ってからも母は「楽しんでやりなさい」って応援してくれるスタンスなので、僕も思いっきり役者を目指して頑張っています。

――実際に俳優になってみていかがですか?

実は"芸能界の人"と呼ばれることが、あまり好きではなくて。僕の中では一般人が役者の仕事をしているだけという感覚があるんです。もちろん、人に見られる仕事なので、気を付けなければいけないところもありますし、常に意識していないといけないんですけど、特別な存在ではないと思っていて。でも、昔から何かの世界でトップになりたい!という思いはあったので、この道でトップを目指していけたらと思います。

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――では役者というのは、どのような職業だととらえていますか?

自分以外の人の人生に寄り添う仕事かなと思います。物語のキャラクターとして、自分の想像する人生を歩んでいく職業というか。とてもやりがいのある仕事です。

――幼いときは、どのような子どもだったんですか?

やりたいことは、やりたい!ってはっきり言ってしまう隠し事のできないタイプでした。今も変わらないんですけどね(笑)。

――そのとき目指していた職業は?

発明家です!携帯電話を考えた人ってすごいと思っていて。ゼロからイチを作れる人ってカッコイイじゃないですか。イチから作れる人はたくさんいるけど、ゼロから作れる人はあまりいませんから。自分も将来はゼロからイチを作れて、それによって人が喜ぶような仕事ができたらいいなと思っていました。

――ちなみに小さい頃は習い事などしていましたか?

2歳のときからピアノをやっています。小学校のときはサッカー漬けの生活で。選抜に出たこともあります。あとヒップホップダンスも同時にやっていました。中学では漫画の『SLAM DUNK』を読んでバスケットボールを始めるしかない!と思ってバスケ部に入部して、今はゴルフとキックボクシングをやっています。キックボクシングは1年半ぐらい前からプロの方に習っています。減量のときのメニューをやっているのですが、地獄じゃないかってぐらいきつくて(笑)。ピアノは今、ジャズピアノにハマっているので、ゆくゆくはライブもやってみたいですね。

――キックボクシングはスパーリングなども?

やります。一応、僕が役者だってことを知っているので、顔はなるべく殴らないようにしてくれていて(笑)。この経験を生かしてアクション映画などにも出てみたいですね。

――『SLAM DUNK』にハマったということは、漫画をよく読むんですか?

基本的にはあまり読みません。『キングダム』を持っていますけど、漫画がとにかく好きってわけでもなくて・・・字よりも音楽の中で育ってきたので、音楽のほうが好きですね。でも、映画を観るのは好きです!ドラマは最近、時間がなくてあまり見れてないんですけど・・・先日まで放送されていた『半沢直樹』がすごく面白くてハマりました。シーズン1を小学生の頃に親と一緒に見てましたので感慨深くもあって。日曜の夜は親と一緒にドラマを見ることが多いので、『ルーズヴェルト・ゲーム』なども面白くて見ていました!

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――10月に17歳になりましたが、何か変わりましたか?

僕の中で16歳と17歳って大きな違いがあると思っていて。16歳になったときはほとんど意識しなかったんですが、17歳になったら二十歳になる準備期間に入ったって感じなんです。個人的に二十歳までの目標があるのでそれに向かって頑張りたいです。

――目標というのは?

主演映画に出ることです。学園モノとか、LGBTの話とかラブストーリーなど・・・まずは1本、主演作に出たいです!いろいろな人と、いろいろな場所で仕事ができるのが俳優の特権だと思っているので、どんな役でもやりたいです!

――最後に金曜ドラマ『恋する母たち』をご覧になる視聴者の方たちにメッセージをお願いします。

メインは大人の人たちの恋物語ですが、その中で僕ら高校生3人の展開にも注目してほしいです。大人の中で僕らがどういう色を出して参加していくのか。ぜひ、楽しんでご覧になってください。

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(文・撮影:MAIMAI)

◆放送情報
金曜ドラマ『恋する母たち』
毎週金曜22:00よりTBS系で放送中。
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」でも配信。
さらに、Paraviオリジナルストーリー「恋する男たち」も配信中。